調査社員数名
調査日数日
- 調査日
- 更新日
- 2025.11.06
社員インタビューで分かるリアルな評判・口コミ
株式会社ミゾタって"こんな会社"
水と技術で未来を支える
株式会社ミゾタは、2025年に創業110年を迎えた水の総合エンジニアリング企業。治水・利水事業、下水道施設を展開するほか、トンネル非常用設備や自然エネルギー・バイオマスにも取り組んでいます。
「水とともに 人とともに」を合言葉に創業以来モノづくりに励んできたミゾタ。自社で設計・製作・据付までを行う一貫性を強みに、高い技術を駆使した製品を次々と生み出しています。
常に「社会から必要とされる企業」であり続けるためー
ミゾタの技術はこれからも全国へと展開し、日本の社会インフラを支え続けます。
株式会社ミゾタの基本情報
| 業種 | 製造業・建設業 |
|---|---|
| 拠点数 | 佐賀3事業所、全国各地15営業店(8支店、7営業所) |
| 社員数 | 463名 |
| 設立日 | 1915年5月1日 |
| 代表者名 | 取締役社長 井田 建 |
| 上場/非上場 | 非上場 |
株式会社ミゾタの基本データ
- 平均年齢
- 37.6歳
- 平均年収
- 670万円
- 男女比
- 8:2
- 平均勤続年数
- 15.3
- 年間休日
- 125日
- 残業時間
- 14時間
- 育休取得率
- 100%
- 離職率
- 10%
- 有給消化率
- 63%
- 役員・管理職の女性比率
- 0.9%
※厚生労働省の最新データを基に比較。ただし、更新されていない項目は過去の情報と照らし合わせて検証。
株式会社ミゾタの事業内容
株式会社ミゾタは、水の総合エンジニアリング企業として治水・利水事業を展開しています。水門、ポンプ、ゲートポンプ、除塵機、開閉機、上下水道設備、消防施設設備などさまざまな社会インフラを手掛け、豪雨災害の軽減に取り組んでいます。
そんなインフラに関わる製品の設計・製造・据付までを一貫して行うのがミゾタの強み。幅広い知識と経験が身につき、さまざまな現場で活躍できる技術者を目指せます。
株式会社ミゾタの社内調査結果

具体的に魅力に感じるポイントは?
- 社員の仲が良く雰囲気が良い
- 休暇制度や福利厚生が充実している
- 社内イベントで多くの社員と関われる

具体的な入社の決め手とエピソード
- 福利厚生が整っていて安心して働ける
- インターンで雰囲気の良さを感じた
- 自分のやりたい仕事ができる
社風分析データ
株式会社ミゾタのピックアップデータ
株式会社ミゾタのPhotoGallery
実際の社員に聞いた!
株式会社ミゾタのリアルな声
■インタビューに協力をしてくれた株式会社ミゾタの社員さん
-
R・Yさん
東京支店
就活の軸
福利厚生の充実
-
N・Mさん
品質保証本部 環境技術研究所
就活の軸
地元である佐賀県に貢献できる仕事
-
T・Mさん
鉄構設計部設計一課
就活の軸
社会インフラに関わる仕事、年間休日数
-
T・Bさん
製造本部工作二課
就活の軸
年間休日の多さ、給与
-
R・Hさん
技術本部ポンプ設計部設計一課
就活の軸
会社の雰囲気、年間休日数、福利厚生
ピックアップデータについて
まず、現在所属している部署や業務内容についてお聞かせください。
R・Yさん
営業や現場の施工管理を行っています。施工管理は、ポンプの据え付けなどになります。
現在は東京支店に勤務しています。出身分野の電気に関する知識を活かし、支店でも頼られていると感じています。
N・Mさん
現在は、化粧品の販売や在庫管理に加え、名刺や会社カタログの作成などを担当しています。
カタログ作成ではデザイン面にも関わり、名刺は社員ごとに異なる要望に応じて個別に作成しています。
また、動画制作の依頼を受けることもあり、ポスター制作なども含め、依頼があればデザイン関連の業務全般を幅広く手がけています。
T・Mさん
現在所属しているのは鉄構設計部設計一課で、水門を設計する部署になります。
CADを使って図面を書いたり、製品の強度を計算をしたり、お客様からの依頼に応じた設計をするための業務を行っています。
T・Bさん
製造本部工作二課に所属しています。業務はミゾタの製品の組み立て作業です。
図面をもとに工具や治具を使いながら製品を組み立てます。
R・Hさん
私の所属する技術本部ポンプ設計部設計一課は、大雨が降ったときに浸水を防ぐための排水ポンプを設計している部署です。
作業としては、全体のシステム設計を行っています。
また、女性社員を主体としたプロジェクトにも参加した経験があり、展示会のブースデザインやアナウンス内容を考えたりといった業務に携わりました。
研修制度は充実していると感じますか?どのような研修がありますか?
T・Bさん
3か月間の基本研修のほか、実地研修がありました。
実地研修では実際にミゾタが納めている製品を見に行き、身近なところでミゾタの製品が使われていることを実感できました。
T・Mさん
入社後、社会人としての心構えや守るべきルールなどを学ぶ集合研修と、各部署の業務内容について学ぶ実地研修、各々がそれまでの研修で学んだことを共有する集合研修があります。
社会人マナーを学ぶ研修は1週間、新入社員全体で行います。
R・Yさん
2年目以降には、施工現場見学や工場視察研修などがあります。
実際に製品の据付状況などを見学することができ、 設計をするうえでイメージしやすくなりました。
N・Mさん
ミゾタが出展する下水道展や水道展などの展示会に参加させていただき、他社の企業概要や製品について学ぶ貴重な機会をいただきました。
前の部署では本業である事務を担当しておりましたが、実際に契約された工事の概要についても、展示会を通じて自社製品だけでなく他社製品についても理解が深まってきました。
働き方の取り組み、制度には満足していますか?
N・Mさん
働きやすさは実感できています。
周囲の方々のサポート体制が整っており、わからないことがあっても気軽に相談できます。
さらに、私が所属している環境技術研究所では、事務とは異なる業務に携わることで新鮮さがあります。日々刺激を受けながら働けるのも働きやすさのひとつだと感じています。
R・Hさん
一般総合職と、転勤を伴う異動がない限定総合職があり、働き方を選ぶことができます。
一般総合職から限定総合職への途中変更も可能です。
汎用的な研修と実践的な研修でプロフェッショナルを育てる
株式会社ミゾタでは社員教育に力を入れ、社会人としての基礎を学ぶ座学から現場に出向く実践的な研修まで、多種多様な研修を実施しています。新人研修は特に手厚く、講習も充実しているため、機械・電気系の学部でない新卒社員も安心して業務に取り組めるようになります。
研修は1年目の新人研修に限らず、2年目以降も定期的に実施。これにより、継続した知識・技術のアップデートが可能になり、社員も日々成長していくことができます。
経営陣・上司について
経営陣・上司に対してどのような印象を持っていますか?
N・Mさん
社会情勢に非常に詳しく、その時の経済の動きや変化に応じて、柔軟かつ迅速に行動されていると感じます。
情勢の変化を的確に捉え、会社の方向性や施策に反映させている点がとても印象的です。
T・Bさん
若手社員と積極的にコミュニケーションを取っていらっしゃる印象です。
実際に社長や本部長、部長と話す機会があります。社内・社外のイベントにも参加されていたり、距離が近いと感じます。
R・Hさん
社員のことをよく見ていて、新しいことも積極的に取り入れてくださっていると感じます。
社員参加のイベントが多くあるのですが、そこでも気さくに声をかけてくださいます。
社会の声と社員の声、
両方に素早く応える経営陣
今、社会に何が必要なのか。株式会社ミゾタとして今できることは何なのか。
「社会に必要とされる企業であり続けること」を大切にしているミゾタ。経営陣は、常に社会情勢を読み取り、素早い判断で経営の舵を取っています。
また社会だけでなく社員の声にも耳を傾け、社員の働きやすさを考えた新たな制度や仕組みも順次立ち上げています。
成長環境について
成長環境についてのエピソードがあれば教えてください。
T・Bさん
1年目から現場の業務を見せてもらうことができます。
私は現地修繕などの出張に同行させていただいたことで経験を積むことができました。
R・Hさん
3年目から物件を担当することができます。1~2年目で学んだことを活かし、自分で物件の管理を行うことで、設計技術に加え工程管理についても身に付けることができると感じます。
N・Mさん
若手が中心のさまざまなプロジェクトがあり、私は展示会出展に向けてのプロジェクトに参加しました。
企画段階から皆で話し合い、一緒に作り上げる経験を通して、多くの成長を実感することができました。
T・Mさん
土木施工管理技士の1級、2級の資格取得を目指すのですが、教材や受験の手続き、学習時間の確保など会社でサポート頂けます。先輩からのアドバイスもいただけるので心強いです。
研修からプロジェクトの参加まで、成長できる機会は多い
新人研修、合同研修、セミナー、現場視察研修、展示会参加などとにかく吸収・成長できる機会が多いのも、ミゾタの特徴。社内で完結する研修だけでなく、他の企業も参加する展示会や外部講師を呼んでの講習会などもあり、新たな知見や最先端技術に触れることもできます。
やりがいについて
日々の業務でやりがいを感じるときを教えてください。
R・Yさん
機械関係のトラブルのほとんどは電気的なトラブルが多く、現場や客先からの問合せがあります。その際、現地に出向き不具合解消したときに感謝をされることがあり、自分の学んだ知識を活かせたことにとてもやりがいを感じます。
N・Mさん
本社営業部管理課にいた際は、主に入札・契約業務を行っていたため、大きい工事の入札が落札できたときはやりがいを感じました。
現在所属している環境技術研究所では、化粧品を販売してありがとうといわれることにやりがいを感じています。
また、化粧品のリニューアルや新商品の企画・開発を行ったのですが、商品が完成した時は達成感を感じました。
T・Mさん
入社1年目の時に、初めて設計した製品が据付けられて動いている様子を見たときは達成感を感じました。2年目以降は工場や現場とのやり取りも増え、少しずつ自分の経験を基に説明できることが増えていく喜びがあります。
T・Bさん
街中で自社の製品が実際に使われているのを見かけると、自分の仕事が社会の中で役立っていることを実感でき、大きなやりがいにつながります。
R・Hさん
最初から設計に携わった物件が完成した姿を目にしたとき、大きなやりがいを感じました。担当した工事現場では、女性技術者として長期間施工管理にも関わり、ものづくりの最前線で貴重な経験を積むことができました。
成果が目に見えるのが、ものづくりの魅力
自分が設計した製品が完成したり、自分の関わった製品が現場で動いていたり。成果が形となり、目に見えるのが、ものづくりの大きな魅力。時間と技術を費やしてつくりあげた製品が完成したときは、これ以上ないほどのやりがいを感じられるでしょう。
やりがいはモチベーションとなり、ミゾタ社員の原動力となっています。
企業文化・雰囲気について
会社の文化や雰囲気について教えてください。
N・Mさん
地域イベントへの参加や森林づくり、省エネ活動などを通じて、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいると感じています。
こうした活動を通じて、社会や地域とのつながりを大切にしながら、環境保全にも貢献している点が非常に印象的です。
T・Mさん
近年の豪雨災害や設備の老朽化を考えると、自分たちの製品やサービスが社会に必要とされていることを実感しますし、これからも役立ち続ける企業だと感じています。
R・Hさん
みんな仲が良いですね。社内外イベント(マラソン、遣唐使レース等)が多く、お互いに交流しようという人が多い雰囲気です。
R・Yさん
活気があり、だれでも活躍できる会社だと思います。
地域と社会に貢献する企業文化が根付いた会社
1915年の創業以来、地域・社会のニーズに応えた製品を作り続け、社会のインフラ形成に貢献してきたミゾタ。佐賀県佐賀市で誕生したミゾタですが、現在は全国各地に支店・営業所を展開し、各地域のインフラ整備を行っています。
地域と社会に必要とされる企業であり続けるため、ミゾタは今日も地域・社会貢献に向けた取り組みを続けています。
働きやすさについて
ワークライフバランスが取りやすい、働きやすいと感じますか?
N・Mさん
休みが多いので、プライベートを充実させることができています。
また、有給がとりやすい環境があり、自分の趣味やリフレッシュできる時間を持つことができるので、働きやすさを実感しています。
今後は業務の効率化を進め、より良いワークライフバランスを保っていけるよう意識していきたいと考えています。
T・Bさん
勤務形態や休日の多さが自分に合っていて働きやすいと感じます。
休みの日はスポンサーをしているプロ野球の観戦に行くなど充実した時間を過ごしています。連休もあるので旅行にも行きやすいのがうれしいです。
T・Mさん
休みのバランスがちょうどいいです。強いて言えば時間休があったらいいなと思います。
年間休日は125日、有給を取得しやすい環境でワークライフバランスを実現
ミゾタの年間休日数は125日。1年間のおよそ3分の1が休日にあたる計算になります。
近年は働き方改革もあり年間休日数を増やす企業も増加していますが、125日は日本企業の平均を上回る日数。社内でも有給休暇を積極的に取得する動きが広まっており、多くの社員がワークライフバランスの取りやすさを実感しています。
入社前に先輩たちからのアドバイス
入社を考えている方に向けてアドバイスやメッセージをお願いします。
R・Yさん
さまざまな業界があるので、自分に合った職種を見つけて頂くのがよいかと思います。
私の場合、入社当初は、自分に最適な職種を見極められていませんでしたが、今は合っていると感じることができています。
ミゾタは、社交性があって意欲があるかたにお勧めの会社です。
N・Mさん
就活は自分の将来を左右する大事なことなので、やりきることが大切だと思います。
妥協せずに、気になる会社はすべて受けて、「ここだ!」と思えるまで動いてほしいと思います。
私は、ミゾタの社員の方々や、会社のあたたかい雰囲気に惹かれて入社を決めました。条件だけでなく、雰囲気も見ることが大事です。
T・Mさん
いろいろな企業の説明会やインターンシップに参加してみてください。参加する中で、就職の軸や大切にしたい部分が分かってくると思います。
R・Hさん
大学生活と就職活動の両立は大変かと思いますが、とにかくいろいろな企業を調べていただきたいです。一つに絞らずさまざまな会社を見て、そのうえで入社する企業を選ぶ方が悔いのない選択ができるのではないかと思います。頑張ってください!
人事に突撃インタビュー!
就活生が知っておいた方が良いこと
給与制度について教えてください。
給与は業界の水準から見ても高く、ボーナスは最近では年間7.6か月分が支給されました。
毎年4月に評価があり昇給・昇格の査定が行われるので、昇給のタイミングは毎年あります。
残業や休日出勤について教えてください。
部署によって繁忙期が異なりますが、全体的に冬期~3月(年度末)は忙しく、残業が増える傾向があります。
社内イベントや制度について教えてください。
社内イベントも豊富で、新入社員はJリーグ・サガン鳥栖の冠試合や希望者を募って、さが桜マラソン、リレーマラソン、夏には若手社員を中心に船のレースにも参加できます。普段あまり関わることのない社員同士が交流できる場を設けることで、部署を越えた横のつながりが生まれ、日々の連携にも役立っています。
貴社で活躍されている社員さんはどんな人物ですか?
コミュニケーション能力が高く、チャレンジ精神旺盛な社員が、業務の中でも活躍している印象です。いろいろな部署との連携が必要となる仕事なので、やはり誰とでも話せるコミュニケーションを積極的にとれる人が活躍しやすいですね。
ずばり、貴社をひと言で言うと?
当社は現状に満足せず、常に新しいことにチャレンジする社風です。若手社員が自らの可能性を広げ、活躍できるよう、さまざまな制度やサポートを整えています。
株式会社ミゾタの先輩たちのキャリアパスを紹介
株式会社ミゾタの先輩たちの1日
株式会社ミゾタの採用フロー
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適性検査
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作文提出
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一次面接
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二次面接
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内定
作文提出はどのようなものでしょうか?
その年により異なりますが、「社会情勢について」「人間関係や部活動で学んだこと」などいくつかテーマが出され、その中からエントリーされる方が選んだテーマで作文を提出して頂きます。
AIで書いたようなきれいなものより、その人がどんな人生を歩んできてどんな考えをもってどんな価値観があるかがわかる作文を出して頂きたいです。
一次選考ではどのような点を見ていますか?
企業研究ができているかの確認と、学生さんの過去現在を深堀りして人間性を把握するのが一次選考です。
最終面接はどのようなものですか?
最終面接は役員が行います。
学生さんのキャリア形成、学生さんと会社側との方向性が同じかを確認します。
面接では、ホームページに書いてあるものを覚えていうより、モノづくりが本当に好きなのかやモノづくりに対しての熱量があるかをみています。
入社意欲に関しては、製品や制度などをしっかり調べて理解しているかどうかを確認します。企業研究の深さから入社意欲が伝わります。
新卒で入社した場合の入社後の研修およびOJTの内容と期間を教えてください。
4月~6月まで新入社員研修として「導入・実地研修」を実施。10月にフォローアップ研修を実施します。
10月のフォローアップ研修では、各部署で行っている業務を新入社員同士で発表し合い、お互いがどれくらい成長しているのか、どんな業務をしているのかを確認し、部署配属後に生じた悩みを解消します。
最後に、どのような人に入社してほしいですか?
「モノづくりが好きな人」「コミュニケーション能力があるひと」「チャレンジ精神があるひと」は、ミゾタで活躍できると思います。
編集後記
調査してわかった株式会社ミゾタがおすすめできる人
- モノづくりに情熱を注げる人
- 社会や地域に貢献できる仕事をしたい人
- コミュニケーション力が高く積極的に関わっていける人
創業から110年、社会に役立つモノづくりで事業を拡大してきたミゾタ。
今回の社員インタビューを通し、モノづくりにかける情熱と社会貢献への意欲が社員の間でしっかり引き継がれ、浸透していることが伝わってきました。モノを生み出す仕事や社会に役立つ仕事がしたいという人は、成果が実感しやすく大きなやりがいを得られるでしょう。
また、技術を初歩から学ぶ研修や社員同士が交流を持てるイベントも多数開催するなど、会社全体で若手のサポートに力を入れており、安心して働ける会社だと感じられました。
みんなのキャリア編集部










