人事はきついと言われる理由 人事がきついと言われやすい主な理由 新卒で人事を選ぶときの注意点 人事とは?仕事内容をわかりやすく解説 主な仕事内容 人事の主な種類 新卒・若手が最初に任されやすい仕事 人事に向いている人の特徴 立場の違う人と落ち着いて関われる人 公平に物事を判断しようとできる人 人の成長や組織づくりに関心がある人 人事に向いていない人の特徴 感情移入しすぎてしまう人 秘密を抱えることに強いストレスを感じる人 向いていないと感じたときの考え方 人事で身につくスキル 人事で身につく専門スキル 就活・転職でも活かせる人事で獲得できるスキル 新卒で人事を経験するメリット 人事の働き方|残業・繁忙期・キャリアパス 人事が忙しくなりやすい時期 人事のキャリアパス 新卒で人事を目指すために必要な準備 人事に必要な資格・スキル 学生のうちに準備できること 人事に向いているMBTIタイプ3選 人事に向いているMBTI①:ENFJ(主人公型) 人事に向いているMBTI②:ESFJ(領事官型) 人事に向いているMBTI③:INFJ(提唱者型) 人事の就活対策|ES・面接で評価されるポイント 人事の志望動機で伝えたいこと 人事で活かせる自己PRの考え方 人事に関するよくある質問 まとめ|人事は仕事内容と向き不向きを知って選ぼう
人事はきつい?新卒で目指せる?仕事内容・向いている人・応募前の対策を解説!
公開日
2026.06.26

人事はきつい?新卒で目指せる?仕事内容・向いている人・応募前の対策を解説!

人事はきついと言われる理由 人事がきついと言われやすい主な理由 新卒で人事を選ぶときの注意点 人事とは?仕事内容をわかりやすく解説 主な仕事内容 人事の主な種類 新卒・若手が最初に任されやすい仕事 人事に向いている人の特徴 立場の違う人と落ち着いて関われる人 公平に物事を判断しようとできる人 人の成長や組織づくりに関心がある人 人事に向いていない人の特徴 感情移入しすぎてしまう人 秘密を抱えることに強いストレスを感じる人 向いていないと感じたときの考え方 人事で身につくスキル 人事で身につく専門スキル 就活・転職でも活かせる人事で獲得できるスキル 新卒で人事を経験するメリット 人事の働き方|残業・繁忙期・キャリアパス 人事が忙しくなりやすい時期 人事のキャリアパス 新卒で人事を目指すために必要な準備 人事に必要な資格・スキル 学生のうちに準備できること 人事に向いているMBTIタイプ3選 人事に向いているMBTI①:ENFJ(主人公型) 人事に向いているMBTI②:ESFJ(領事官型) 人事に向いているMBTI③:INFJ(提唱者型) 人事の就活対策|ES・面接で評価されるポイント 人事の志望動機で伝えたいこと 人事で活かせる自己PRの考え方 人事に関するよくある質問 まとめ|人事は仕事内容と向き不向きを知って選ぼう

「人事の仕事に興味はあるけれど、きついと聞いて不安」「そもそも新卒で人事になれるの?」と感じていませんか。
人事は大変な面もありますが、担当する領域や会社によって働き方は大きく変わります。

この記事では、人事がきついと言われる理由や向き不向き、新卒で目指すための準備、就活で確認したいポイントを解説します。少しずつ整理していきましょう。

人事はきついと言われる理由

人事は、就活生から「人を支える仕事で意義がありそう」と見られる一方で、「板挟みになりそう」「責任が重そう」と不安を持たれやすい職種です。まずは、なぜ人事がきついと言われやすいのかを整理してみましょう。

人事がきついと言われやすい主な理由

人事がきついと言われる理由として多いのは、立場の違う人たちの間に立つ場面が多いことです。

人事は、経営層・現場の社員・求職者など、それぞれ事情の異なる相手と関わります。誰かの希望をそのまま通せないこともあり、「どの立場を優先すべきか」と判断に迷う場面が出てきます。自分の意思というより、組織全体のための調整を続けることに、負担を感じる人もいます。

また、責任の重さに対して、最初は裁量が少ない点も理由のひとつです。トラブルが起きたときに最初に対応を求められることもありますが、若手のうちは自分で決められる範囲がまだ狭いため、もどかしさを感じやすい傾向があります。

さらに、採用シーズンには業務が集中しやすいことも大変に感じる部分です。説明会や面接の準備が重なる時期は、忙しさが増すこともあります。

※労務:給与計算や社会保険の手続き、就業規則の管理など、社員が働く環境を整える仕事のこと。

新卒で人事を選ぶときの注意点

新卒で人事を考えるときは、「人事」というひとことだけで判断しないことが大切です。

同じ人事でも、採用なのか、労務なのか、研修なのかによって、日々の仕事内容はかなり変わります。また、新卒でいきなり人事に配属される会社は、実はそれほど多くありません。

説明会や面接では、「新卒で人事に配属される可能性はありますか」「最初はどの業務から始まりますか」「人事の中でどの領域を担当することが多いですか」など、具体的に聞いてみましょう。配属の実態を事前に知っておくことで、入社後のギャップを減らしやすくなります。

人事とは?仕事内容をわかりやすく解説

人事は、社員を採用するだけの仕事ではありません。人を通じて組織がうまく回るように、採用から育成、評価、働く環境づくりまで幅広く支える仕事です。

主な仕事内容

人事の役割は、会社にとって必要な人材を採用し、育て、力を発揮できる環境を整えることです。具体的には、採用計画を立てる、説明会や面接を運営する、研修を企画する、評価制度を運用する、給与や社会保険の手続きを行う、といった仕事があります。

人事というと「人と話す仕事」というイメージが先行しがちですが、実際には書類作成や制度の運用、法律にもとづく手続きなど、地道な裏方の業務も多く含まれます。表に出る部分だけが人事の仕事ではない、という点は知っておくとよいでしょう。

※人事評価:社員の働きぶりを一定の基準で評価し、昇給や昇格、配置などに反映する仕組みのこと。

人事の主な種類

人事には、担当する領域によっていくつかの種類があります。

代表的なのは、「採用」「教育・研修」「評価・制度設計」「労務」です。
採用は、必要な人材を集め、説明会や面接を通じて選考を進める仕事です。人と接する場面が多く、企画力も求められやすい領域です。

教育・研修は、新入社員研修や管理職向け研修など、社員の成長を後押しする仕組みをつくる仕事です。

評価・制度設計は、社員が納得して働けるように、評価や報酬の仕組みを整える仕事です。同じ人事でも、何を担当するかによって働き方は大きく変わります。

※OJT/Off-JT:OJTは日々の業務を通じて学ぶ教育、Off-JTは業務を離れて受ける研修のこと。

採用

会社に必要な人材を募集し、説明会や面接を通じて選考を行う仕事です。 学生や求職者と接する機会が多く、コミュニケーション力や企画力が求められる傾向があります。

教育・研修

新入社員研修や管理職向け研修などを企画・運営し、社員の成長を支える仕事です。 会社の方針に合わせて、必要なスキルや知識を身につけられる環境を整えます。

評価・制度設計

人事評価や給与・報酬制度などを設計・改善する仕事です。 社員が納得して働ける仕組みづくりを通じて、組織全体の成長を支えます。

労務

給与計算や勤怠管理、社会保険の手続き、就業規則の管理などを担当します。 労働法に沿って働きやすい環境を整え、会社と社員を支える重要な役割です。

新卒・若手が最初に任されやすい仕事

新卒や若手の段階では、いきなり制度設計や重い労務対応を任されることは多くありません。新卒で人事に配属された場合は、採用関連業務や研修運営のサポート、応募者対応などから担当するケースがあります。

新卒社員は就活生と年齢が近く、学生にとって親しみやすい存在になりやすいことも理由の一つです。
最初は、説明会やインターンの運営、選考の日程調整、内定者へのフォロー、応募者への連絡などから関わるケースがあります。

※内定者フォロー:内定を出した学生が安心して入社できるよう、面談や交流の場を設けて支える業務。

人事に向いている人の特徴

ここからは、人事に向いている人の特徴を見ていきます。

立場の違う人と落ち着いて関われる人

経営層から現場の社員、求職者まで、さまざまな立場の人と関わるのが人事です。相手によって伝え方を変えたり、冷静に話を整理したりできる人は、人事と相性が良い傾向があります。

公平に物事を判断しようとできる人

採用や評価では、好き嫌いではなく、できるだけ客観的に判断する姿勢が求められます。自分の感情と事実を分けて考えられる人は、人事で信頼を得やすいでしょう。

人の成長や組織づくりに関心がある人

「人が育つ環境をつくりたい」「働きやすい組織にしたい」という気持ちがある人は、すぐに結果が見えにくい人事の仕事にも、意味ややりがいを感じやすいでしょう。

人事に向いていない人の特徴

「自分は人事に向いていないかも」と感じても、すぐに選択肢から外す必要はありません。苦手意識がある場合は、「人との調整が苦手なのか」「事務作業が苦手なのか」「板挟みがつらいのか」と要素に分けて考えてみましょう。合わない理由がはっきりすると、自分に合う領域や別の職種も見つけやすくなります。

感情移入しすぎてしまう人

相手に強く共感するのは良い面でもありますが、評価や採用の場面では冷静さも必要です。一人ひとりに気持ちが入りすぎて切り替えが難しいと感じる人は、負担が大きくなることもあります。ただし、それは経験を通じて調整していける部分でもあります。

秘密を抱えることに強いストレスを感じる人

人事は、給与や評価、個人の事情など、人に話せない情報を扱う場面が少なくありません。秘密を守り続けることに抵抗を感じやすい人には、向き合い方を考える必要があるかもしれません。

向いていないと感じたときの考え方

採用、研修、評価、労務など、人事の中にも性質の異なる領域があります。「人事全般が合わない」と決める前に、自分の苦手の中身を整理してみましょう。対人の調整が得意なら採用、コツコツ進めるのが得意なら労務というように、合う領域が見つかることもあります。

人事で身につくスキル

人事は、人と組織に関わる力が幅広く身につく職種とも言われます。ここでは、新卒で人事を経験することで身につく力を整理します。

人事で身につく専門スキル

人事では、採用や面接の進め方、研修の企画力、評価制度の運用、労務に関する法律の知識などが身についていきます。相手の話を聞き取り、立場の違う人の間を調整しながら物事を前に進める力は、実際の経験を通じて磨かれていきます。

就活・転職でも活かせる人事で獲得できるスキル

相手の話を聞く力、利害の異なる人をまとめる調整力、情報を整理して伝える力は、業界や職種が変わっても活かしやすいものです。また、グローバル展開を進める会社では、英語ができる人事担当者が海外拠点とのやり取りで力を発揮する場面もあり、語学力が強みになることもあります。

新卒で人事を経験するメリット

会社が人をどう採用し、どう育て、どう評価しているのかを内側から学べる点が、新卒で人事を経験する大きなメリットです。経営層や各部署の責任者と関わる機会があり、会社全体の仕組みや組織運営を学びやすい点も魅力です。

人事の働き方|残業・繁忙期・キャリアパス

人事の働き方は、会社や担当領域によって違います。
ここでは、忙しくなりやすい時期とキャリアパスを簡単に整理します。

人事が忙しくなりやすい時期

残業時間は会社や担当領域によって異なります。採用担当の場合は説明会や面接が集中する時期、労務担当の場合は入退社手続きや年度更新の時期に業務量が増えることがあります。

一方で、HR業界全体では柔軟な働き方が広がりつつあり、採用関連の業務では副業やリモートワークの案件も増えています。ただし、社員と直接やり取りする労務などは出社が前提となる場面も残るため、リモート中心の働き方ができるかは会社や領域によると考えておくとよいでしょう。

※HR:Human Resources(人的資源)の略で、人事や人材に関わる領域を指す言葉。

人事のキャリアパス

人事のキャリアは、幅広い領域を経験して総合力を高める「ゼネラリスト型」と、採用や制度設計など特定の領域を深める「スペシャリスト型」に分かれる傾向があります。経験を積めば、人事部門の責任者を目指す道もあります。人や組織に関する知識は他の管理部門でも活かせるため、「人事しかできなくなる」と心配しすぎる必要はないでしょう。

※CHRO:人事領域の最高責任者として、経営の視点から組織づくりを担うポジション。

新卒で人事を目指すために必要な準備

新卒で人事を目指すうえで、入社時点で特別な資格が必須になることは、ほとんどありません。ただし、就活前に準備しておくと役立つことはいくつかあります。

人事に必要な資格・スキル

多くの企業では、新卒の人事に特定の資格を求めていません。ただし、将来的に専門性を高めたい場合は、労務分野で代表的な国家資格である社会保険労務士や、衛生管理者などが知られています。社会保険労務士は合格率が例年おおむね5〜7%台と難易度が高めなので、学生のうちに目指すなら、まずは取り組みやすい検定やパソコンスキルの資格から触れてみるのも一つの方法です。

※社会保険労務士:労働や社会保険に関する手続き・相談を専門に扱う国家資格。

学生のうちに準備できること

特別な経験を無理につくろうとしなくても大丈夫です。アルバイト、サークル、ゼミ、インターンなど、どの経験でも「どう考え、どう動いたか」まで説明できるように整理しておきましょう。立場の違う人の間で調整した経験や、人をまとめた経験があれば、人事の選考でも伝えやすくなります。

人事に向いているMBTIタイプ3選

ここでは、人事と相性が良いとされやすいMBTIタイプを3つ紹介します。

人事に向いているMBTI①:ENFJ(主人公型)

人の気持ちや成長への関心が高いとされるタイプです。採用や育成など、人を支えながら組織を動かしていく領域と相性が良い傾向があります。

人事に向いているMBTI②:ESFJ(領事官型)

協調性があり、面倒見が良いとされるタイプです。内定者フォローや労務など、人を細やかに支える対人・実務の領域で強みを活かしやすいでしょう。

人事に向いているMBTI③:INFJ(提唱者型)

相手の話に耳を傾ける力と、理念を大切にする姿勢があるとされるタイプです。制度設計や組織づくりなど、中長期で仕組みを整える領域と相性が良いと言われやすいです。

ここで紹介したMBTIタイプは、あくまで一例です。当てはまらなくても、人事に向いていないわけではありません。人事は領域によって求められる力が異なるため、同じタイプでも合う領域・合わない領域があります。MBTIは自己理解のきっかけとして使いながら、「どの領域なら自分の強みを活かせるか」を考えることが大切です。

※MBTI:性格傾向を16タイプに分けて考える自己理解ツール。科学的に適性を決めきるものではなく、参考として使うのが望ましい。

人事の就活対策
|ES・面接で評価されるポイント

人事の選考では、特別な人事経験よりも、「どのように考え、人と関わってきたか」が見られやすいです。ここでは、志望動機と自己PRの考え方を紹介します。

人事の志望動機で伝えたいこと

「人と関わる仕事がしたい」だけで終わらせないことが大切です。なぜ人事なのか、なぜその会社なのか、自分のどんな強みを活かせるのかまで伝えられると、説得力が増します。人を支える仕事には地道な面もあると理解したうえで志望していると伝わると、印象が良くなりやすいです。

人事で活かせる自己PRの考え方

派手な実績がなくても問題ありません。立場の違う人の間で調整した経験、相手の気持ちをくみ取った経験、地道に物事を続けた経験が評価されやすいです。話すときは「課題→行動→結果→学び」の流れで整理すると伝わりやすくなります。

人事に関するよくある質問

最後に、人事を志望する就活生からよくある質問を紹介します。

新卒で人事になるのは難しい?

新卒でいきなり人事に配属される会社は、営業などと比べると多くはない傾向があります。ただし、不可能というわけではなく、採用枠を設けている企業もあります。難しいと感じる場合は、まず別の職種で経験を積んでから人事を目指す道もあります。早めに企業研究を進め、人事で求められる力と自分の強みを結びつけて伝えられるようにしておきましょう。

人事は未経験でもできる?

人事は未経験から挑戦できる職種です。新卒採用では人事経験を求められることはほとんどなく、入社後の研修やOJTを通じて業務を学んでいくケースが一般的です。
ただし、新卒で人事として採用される枠は、営業職などと比べると多くない傾向があります。企業によっては、人事職として募集する場合もあれば、総合職として入社後に人事へ配属される場合もあります。また、最初は営業や店舗運営などの現場業務を経験し、その後に人事へ異動するケースも少なくありません。

まとめ
|人事は仕事内容と向き不向きを知って選ぼう

人事は、人と組織に深く関わることで、多くの学びを得られる職種です。立場の違う人をつなぎ、人が力を発揮できる環境を整える経験は、将来どのような仕事をするうえでも役立ちます。

一方で、板挟みになりやすい場面や、責任の重さ、秘密を扱う難しさがあるのも事実です。だからこそ、「人事はきつい」とひとくくりにするのではなく、仕事内容や担当領域、会社の体制まで見て判断することが大切です。

採用なのか、労務なのか。研修なのか、制度設計なのか。こうした違いを知ることで、自分に合う人事の形を見つけやすくなります。

LINE はてぶ
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