行政書士とは、行政に提出する申請書類の作成や行政手続き、法的な相談に応じる法律の専門家。「身近な法律家」とも呼ばれる行政書士は、行政書士法に基づく国家資格であり、業務範囲が広いことが特徴です。
行政書士が扱える手続き書類は、1万種類を超えると言われています。企業が必要とする法的書類を経営者や責任者に代わって作成したり、申請手続きを代行したりするのが行政書士の仕事。例えば、新しく事業を始める時の営業許可、企業と取引を始める際の契約書の作成、法人の設立などが挙げられます。
他にも、相続の手続きや遺言書の作成、外国人が日本で暮らすための手続き、自動車の登録や名義変更、離婚の書類作成といった人々の暮らしに密着した業務も行政書士の仕事です。
行政書士は、あらゆるビジネスシーンにおいて活躍するのはもちろん、私たちの日常生活を支える心強いパートナーと言えるでしょう。