株式会社エマーテック
兵庫県神戸市
調査社員数12名
調査日数7日
- 調査日
- 2023.11.21
- 更新日
- 2024.10.15
社員インタビューで分かるリアルな評判・口コミ
エマーテックって“こんな会社”
人に寄り添う創造を
「こころとコンピュータを結ぶ」という理念のもと、お客様が表現しきれない真の要望の実現を目指し、常に理想を越える+αの提案を心がけて、ITを用いたさまざまなソリューションを提供しています。
株式会社エマーテックの基本情報
拠点数 | 1拠点 |
---|---|
設立日 | 1989年12月6日 |
代表者名 | 長井 克暢 |
社員数 | 35名(2023年12月時点) |
上場/非上場 | 非上場 |
株式会社エマーテックの基本データ
- 平均残業時間
- 15時間
- 有給消化率
- 54%
- 平均年齢
- 35.6歳
- 平均年収
- 449万円
- 男女比
- 3:1
- 平均勤続年数
- 12年
- 年間休日数
- 123日
- 役員・管理職の女性比率
- 25.0%
- 育休取得率
- 100%
株式会社エマーテック社内調査結果
具体的に魅力に感じるポイントは?
- コミュニケーションが取りやすい
- オフィスカジュアルで勤務OK
- リラックスして働ける職場環境
※調査先:エマーテック(新卒5年目以下の現職社員)
社風分析データ
※調査先:エマーテック(新卒5年目以下の現職社員)
株式会社エマーテックのピックアップデータ
株式会社エマーテックのPhotoGallery
実際の社員に聞いた!
株式会社エマーテックのリアルな声
これから、株式会社エマーテックの魅力と実際の職場環境を、新卒から5年目までの社員さんへのインタビューを通じて探っていきます。
■インタビューに協力をしてくれた株式会社エマーテックの社員さん
-
濱田 大五
技術部
就活の軸
長く続けられそうな、働きやすい職場環境
-
中島 優花
技術部
就活の軸
人(社員)の雰囲気
-
松本 悠月
技術部
就活の軸
良好な人間関係が築けそうな、働きやすい職場環境
-
坂口 翔平
技術部
就活の軸
安心できる、働きやすい職場環境
ピックアップデータについて
厚生労働省の資料によると、平均的な離職率は40%程度です。御社の離職率が10%と低い理由はどのようなところにあると思いますか。
(参考:厚生労働省『新規大卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者):新規大卒就職者の事業所規模別就職後3年以内の離職率』)
理由は「居心地がよい社内の雰囲気」に尽きるのではないでしょうか。社内BGMで有線放送が流れ、張り詰めた空気感がまったく無い環境です。リラックスしてモノづくりに没頭できるのはいいですよね。
研修が手厚いので、早々に辞めようとは思わない環境に感じます。研修が終わって実務になってもわからないことは周囲の人に質問しやすい雰囲気なんで、楽しく作業を進められるのがいいです。
社内は、たとえば誰かが大声で叱責されるような重い空気になったことがないんです。自分はどちらかと言うと質問するのが苦手なタイプですけど、エマーテックでは比較的大丈夫なんですよね。ずっと前から知り合いだったみたいな、安心できる空気感が居心地良いんだと思います。
経営学部出身で、まったくの素人でしたが、新人研修とOJTで基礎の基礎から教えてもらえて、ツールを作れるようになりました。わからないことは何でも聞けるし、同期の数が少ないからこそ、同期が社内で頑張っていると思うと「自分も頑張ろう!」と思います。
「風通しが良い」と考えられるエピソードを教えてください。
上長との面談の雰囲気が話しやすい雰囲気で、自分の考えや要望を伝えられやすいんです。実際、面談で伝えたことでプログラミングの機会を増やす希望を叶えてもらった経験があります。
会社の行事に参加すると、他のチームメンバーともコミュニケーションを取れるので刺激になります。また月1の全体会議では会社の方針や月の予定、業界の様子なども知れるので風通しがよいと思います。
上司にも話しやすい環境が風通しの良さに繋がっていると感じます。上司の方から積極的に会話をしてくれるので、こちらもわからないことを聞きやすいです。
仕事の話のついでに雑談を交えてくれたり、「大丈夫?」と声をかけてもらえたり、ホッとする雰囲気があります。
アンケートでは「失敗を通じて学ぶことが許容されていますか?」の項目に高い評価をつけている社員が多くいらっしゃいました。実際、失敗したエピソードはありますか。
一度、自分の失敗が原因でクライアントに怒られてしまったことがあるんです。その時は上司も一緒に謝ってくれて、「初めてだから仕方ない」と慰めの言葉ももらえて、とても心強く感じました。上司が失敗した自分に寄り添ってくれたからこそ「失敗を繰り返さないようにしよう」と思えた出来事でした。
日々、わからないことだらけでとにかく時間がかかってしまうんです。それでも先輩方から頭ごなしに怒られることはまったくなくて、次につながるアドバイスを丁寧にくれるので、細かいことも納得した上で先に進める感じですね。
基本的に怒られることがない社風なので、若手でも思いきって挑戦できるんじゃないでしょうか。失敗が許されると言うより、「新しいことは時間がかかったりわからないことばかりだったりで当たり前」と思われている雰囲気ですね。だから怒られることがないというか。その代わり、わからないことはどんどん聞くように、と言われています。
新しい案件を任される時は、通常よりも期間を長く設定されているようです。つまづきや失敗は当然予想されるものとして、コミコミで期間を設けてもらっている感じですね。そういう意味では、失敗してもそこから学べると考えられているんでしょう。
チームリーダーが見守る環境
株式会社エマーテックは5つのチームに分かれて案件に従事しています。チームごとにメンバーや扱う案件が異なるため、チームの雰囲気はさまざま。しかしどのチームでもチームのまとめ役であるリーダーが丁寧にチーム全体を掌握している状況は共通です。新人社員はもとよりレベルアップしたベテラン社員に対しても、常にリーダーが見守っており、不安やトラブルを早期発見、早期解決につながる環境を作っています。
経営陣について
経営陣はどのような方たちですか?
月1の全体会議を聞いていると、1年目の私でも経営陣が社員の意見を取り込んで、企業経営をしている様子がよくわかるんですよ。上長にも話しかけやすい、というかコミュニケーションがとりやすい雰囲気ですね。
全体会議のおかげで、社長や経営陣との距離の近さは感じます。また社内イベントでも経営陣とコミュニケーションを取る機会はあるので、近い存在ですね。
マネジメント職の方々は気さくな方が多くて、「経営陣」のイメージに合わないくらい社員に対してフラットに接してくれていますね。全体会議での社長の話は会社や業界の方向性を知る機会にもなっていて、自分の将来像やキャリアプランを考える資料にも有益になっています。
年に数回ある社内行事では席がランダムに決まるので、経営陣とコミュニケーションを取る機会にもなっています。経営陣の方から話題を振ってくれて、気さくに話ができます。
月1回の全体会議
株式会社エマーテックでは月に1度全体会議が行われ、社長から社員にその月の予定や、経営の方向性、今後の方針が伝えられる。モノづくりに従事する社員にとって、会社や業界の全体像を知る機会となることもあり、クライアントや業界のニーズに合わせたシステム開発が実現できる要因の1つになっている。
成長環境について
入社してどのような成長を感じていますか?
システムについて何も知らない状態で入社したので、研修で1から教えてもらいました。説明に使われる言葉からわからなくて、講師の話を理解するのも初めは大変でしたが、講師や周りの人にどんどん質問して何とかついて行った感じです。どんなに質問してもイヤな顔せず丁寧に教えてくれる人ばかりだったので、ありがたかったです。今、少し仕事ができるようになったと感じられるのは100%周りの人たちのおかげです。
未経験の状態で入社しました。研修後は簡単な画面制作から始まり、OJTでひと通りチームで対応する案件の流れを覚えました。その後アプリ開発を手がけ、現在は派遣先に常駐してクライアントのサイトを保守しています。仕事の幅が徐々に広がっている感じです。
専門学校で基礎的な知識は学んだ状態で入社したんですけど、仕事を通してどんどん新しいスキルや知識が身についていると感じます。最近の社内OJTでは教える立場やまとめる立場を経験するようになり、コミュニケーションの難しさ、人を育てる教え方などを考えるようになりました。
私の場合は正式な配属が決まったとき、リーダーに「新しいことに挑戦したい」と伝えていました。その結果、どの案件でも新しいことに取り組めているんです。自分の希望が受け入れてもらえて、後押ししてくれていると感じました。
挑戦を拒まない環境
株式会社エマーテックでは未経験者の場合、入社してすぐ3か月の外部研修がスタート。その後6か月のOJT研修を受け、正式配属となります。その後の異動はほとんどありません。案件をこなすことで身につけたスキルによってチーム内で任される業務内容がレベルアップ。同じチームで働きながら仕事の幅を広げられます。また他のメンバーの仕事も身近でわかるので、自分の将来像も描きやすく、挑戦したい業務を見出しやすい環境と言えるでしょう。
日々の業務でやりがいを感じるときを教えてください。
ふと「あれ?前はこの辺でつまづいていたのに、今は大丈夫」と思える瞬間があって、その時が自分の成長を感じられるというか、やりがいを感じる時ですね。うちのチームは専門的な知識が必要になる案件が多いので、メンバーと一緒に案件をこなしているうちにいつの間にか新しい知識が身につくんでしょうね。
先日初めて設計書作成に携わったんです。自分が作った設計書で他の人がモノを作ることがとても新鮮で、改めて「チームで仕事をしていること」を実感しました。達成感があったと同時にやりがいを感じた出来事でした。
自分の作ったプログラムが正常に動いたときにモノづくりの楽しさを感じますね。チームの他の人が作ったものを自分なりに確認する作業も好きで、やりがいを感じます。
ようやく研修期間が終わったくらいなんで、まだやりがいを感じるほどにはなっていませんが、初めて1つのツールを完成させた時は嬉しかったです。
モノを作りあげる達成感
エンジニア職はコツコツと「モノづくり」に励む時間が多く、孤独感があるように思われがちですが、実際は積極的なコミュニケーションが大切な仕事。クライアントと密にコミュニケーションをとり、より良い成果を目指してチーム内で意見を交わすことで満足できる成果が生まれるのでしょう。成果が上がったことよりも人との繋がりを感じる瞬間にやりがいを感じ、嬉しいと思う社員の声から、株式会社エマーテックの社風を感じられます。
企業文化について
会社の文化や雰囲気の好きなところを教えてください。
インターンや説明会のときには髪色や服装についての話は特になかったんですが、お話している人事の方のネイルがとても可愛くて「ネイルはいいんだ」と感じたくらいでした。髪色についても入社してから知ったんですけど、テンションあがって楽しく仕事が出来てよいなと思ってます。
髪色や服装が自由なのは、魅力的だと思います。私服でよいのは楽ですよね。
自分自身は特に服装にこだわりもないんですけど、周りにはいろんな服装の人がいて面白いです。
自分はスーツが窮屈で苦手なので、私服はとてもありがたいです。周りには個性的な髪色や服装の方がいますが、自由度があっていいと思っています。
「自分らしく」働ける職場
株式会社エマーテックでは服装や身なりに関して特に定めてはいません。社員の話からは多くの社員が自分なりの服装で出社している様子が伺えます。「自分らしさ」を維持して働ける環境はストレスも少なく、集中できる環境と言えるでしょう。自由度が高くても仕事への責任感を忘れない社員だからこそ、安心して働ける職場環境を維持できています。
働きやすさについて
働きやすさを感じている部分を教えてください。
作業量が多過ぎる時がなく、スケジュール管理はしやすいですね。リモートもできるし、基本的に残業が多くないので、プライベートも充実させられるのは良いですね。
新人の私が毎日定時に退社していても、誰にもイヤな顔はされないのでありがたいです。それぞれのワークスタイルが尊重されているんだな、と感じます。自分のチームはリモートがしやすい環境ですね。
リモートしても良い雰囲気なんですけど、自分は出社したいタイプなんで出社してます。好きに選べる感じですかね。
うちのチームは扱っている案件の性質からリモートワークはしにくい状況です。毎日出社でもチーム内のコミュニケーションが良好なので、楽しく仕事できてると思っています。
オフも充実できる働き方
日々の業務はスケジュール管理がしやすいため、残業時間や休暇取得の予定が立てられやすい環境です。それぞれの働き方を尊重する社風が感じられます。またリモートワークについての制限は特に定められていません。業務に支障がなければ自由に選択できますが、社員からは「チームで案件に従事するので、出社してコミュニケーションを取った方がよい」との声もあります。
入社前に知っておいた方が良いこと
入社前に知っておいた方が良いと感じたことを教えてください。
プログラミング能力については入社してから身につくので、あまり心配しなくてよいと思います。自分はコミュニケーションが苦手で少し苦労したので、学生時代にさまざまなアルバイトに従事して、人と会話をする機会を増やしておけばよかったと思いますね。仕事は1人じゃなくて周りの人と協力し合ってするので、コミュニケーション能力は大切だと思います。
入社してから文書を書く機会が結構あるので、語彙力があると社内外のコミュニケーションが取りやすいと思います。もちろん仕事しながら覚えていく部分もあるとは思うんですけど。
自分はシステムに関する知識はあったんですけど、入社してから上司の人とのコミュニケーションで、使う言葉や言い回しに不安を感じることが多かったですね。入社する前から言葉遣いに気をつけておくとよいかと思います。
いくらシステム関連が未経験だとしても、基礎の基礎的な言葉は知っておいた方がよいです。説明が理解できなくて、私はとても苦労したので。周りの人たちが助けてくれるのも確かなんですけど、それでも最低限の言葉は知っておいた方が研修期間が楽になると思います。
就活生が知っておいた方が良いことを人事に突撃インタビュー
給与制度について教えてください。
弊社は年功序列ではなく、スキル査定によって給与が決まります。
年に1度行われる査定会議の前に、自己評価を提出してもらい、上長との面談を経て評価が確定する流れです。
キャリアアップのステップやステップアップに必要なスキルなどは、すべて開示しているので、自分が目指すキャリアに必要なスキルや要素は全社員がわかっています。
実は入社して間もない社員はなかなか自分のスキルに自信が持てないようで、自己評価が低くなりがちなんです。
そこで、日頃からチームメンバーの仕事ぶりを見守る役割を担っているリーダーが、自己評価が低すぎるメンバーに対しては具体例を示しながら、正しい評価を付けるようにしています。
残業や休日出勤について教えてください。
弊社の勤務時間は9〜18時が基本になっています。20時までは申請しなくても勤務できますが、20時を過ぎる残業については事前に申請が必要です。その場合でも22時以降の残業はほぼありません。
緊急対応が必要な場合を除けば、深夜残業や休日出勤はほぼゼロといった勤務状況になっています。
現状の課題を教えてください。
弊社はステップアップするために必要な達成項目を開示しており、入社当初から将来像を描きやすくなっています。また基本的にチームで仕事をするので、どの立場の人がどのような仕事量なのかも日々感じられる環境です。
一方でどのチームも総じてマネジメント職の仕事量が増えてしまう傾向にあり、若手社員に「あのポジションになると大変なんだな」と思われがちなんです。
その要因はそれぞれのリーダーやマネージャーの裁量に任せている部分が大きいことにあると考えています。
今後はマネジメント職のジョブスクリプションをどのように開示し、若手にやりがいを持ってもらうか、を検討していく予定です。
株式会社エマーテックのキャリアアップ例
株式会社エマーテックの社員の1日
株式会社エマーテックの採用フロー
選考フロー(新入社員の場合)
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会社説明会
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筆記試験・適性検査
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一次面接(リーダー)
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最終面接(社長・役員)
適性検査ってどんなものなんですか?
適性検査は弊社が作成している筆記試験で、自由記述式と選択式の内容があります。
以前は経験者の採用が主流でしたので、専門的な知識を問う内容でしたが、最近は未経験者の採用をしていることもあり、「人となり」を確認する内容になっています。
1次面談ではどのようなことを聞かれるのでしょうか?
弊社には5つのチームがあり、1次面接ではいずれかのチームリーダーとの面接になっています。
5つのチームそれぞれに特徴があり、リーダーのタイプもさまざまですが、「一緒に働いていける人」を見極める視点は共通しています。
2次面接は役員との面接なんですね。1次面接との違いはどのようなところにありますか。
役員による面接は、適性検査や1次面接の内容を踏まえた「最終的な確認」といった位置付けで行っています。1次面接に比べるとピリッと引き締まった雰囲気の面接ですね。
どのような方に入社してほしいですか?
現在は経験の有無に関わらない採用を行っているので、知識よりも人柄を重視した採用を行っています。
目を見て話ができる、挨拶ができるなど、一緒に働いていて「気持ちよい」と思えるコミュニケーションが取れる人に入社してほしいですね。プログラミングの知識や社会人としての常識は弊社の研修でしっかり学んでいただきますので。
また仕事や一緒に働く仲間に対して、真面目に向き合う姿勢も大切だと考えています。もちろんプログラミングの知識をすでに持っている方には、即戦力になっていただきたいです。
編集後記
調査してわかった株式会社エマーテックがおすすめできる人
- コミュニケーションが好きな人
- 学習が好きな人
- 自走が得意な人
株式会社エマーテックは、あらゆる分野におけるプログラム、システムの設計、開発、運営を手がけ、独自の提案を付与することでさまざまな企業や社会に貢献しています。
魅力は、エンジニアを志望する方はもちろんのこと、未経験者でも「モノづくりのプロ」として社会貢献できる環境が整っていること。社内外の方と積極的にコミュニケーションを取ることでスキルアップし、活躍の場が広がっていきます。また社歴に関わらず、積極的な提案や挑戦を受け入れてくれる環境なので、自分のキャリアプランに沿った働き方も可能です。
自分で考えて行動する、チャレンジ精神旺盛な人が株式会社エマーテックにはおすすめかもしれません。
みんなのキャリア編集部