経理が新卒にきついと言われる理由 経理がきついと言われやすい主な理由 新卒で経理を選ぶときの注意点 経理とは?仕事内容をわかりやすく解説 主な仕事内容 経理・財務・会計の違い 新卒・若手が最初に任されやすい仕事 経理に向いている人の特徴 細かい作業を丁寧に進められる人 コツコツとした積み重ねを続けられる人 学び続ける姿勢を持てる人 経理に向いていない人の特徴 おおざっぱな進め方を好む人 同じ作業の繰り返しが苦痛な人 向いていないと感じたときの考え方 経理で身につくスキル 経理で身につく専門スキル 就活・転職でも活かせる経理で獲得できるスキル 新卒で経理を経験するメリット 経理の働き方|残業・繁忙期・キャリアパス 経理が忙しくなりやすい時期 経理のキャリアパス 新卒で経理を目指すために必要な準備 経理に必要な資格・スキル 学生のうちに準備できること 経理に向いているMBTIタイプ3選 経理に向いているMBTI①:ISTJ(管理者型) 経理に向いているMBTI②:ISFJ(擁護者型) 経理に向いているMBTI③:INTJ(建築家型) 経理の就活対策|ES・面接で評価されるポイント 経理の志望動機で伝えたいこと 経理で活かせる自己PRの考え方 経理に関するよくある質問 まとめ|仕事内容と向き不向きを知って選ぼう
経理の仕事内容・資格・年収を解説|新卒で目指す前に知りたい向き不向き
公開日
2026.06.30

経理の仕事内容・資格・年収を解説|新卒で目指す前に知りたい向き不向き

経理が新卒にきついと言われる理由 経理がきついと言われやすい主な理由 新卒で経理を選ぶときの注意点 経理とは?仕事内容をわかりやすく解説 主な仕事内容 経理・財務・会計の違い 新卒・若手が最初に任されやすい仕事 経理に向いている人の特徴 細かい作業を丁寧に進められる人 コツコツとした積み重ねを続けられる人 学び続ける姿勢を持てる人 経理に向いていない人の特徴 おおざっぱな進め方を好む人 同じ作業の繰り返しが苦痛な人 向いていないと感じたときの考え方 経理で身につくスキル 経理で身につく専門スキル 就活・転職でも活かせる経理で獲得できるスキル 新卒で経理を経験するメリット 経理の働き方|残業・繁忙期・キャリアパス 経理が忙しくなりやすい時期 経理のキャリアパス 新卒で経理を目指すために必要な準備 経理に必要な資格・スキル 学生のうちに準備できること 経理に向いているMBTIタイプ3選 経理に向いているMBTI①:ISTJ(管理者型) 経理に向いているMBTI②:ISFJ(擁護者型) 経理に向いているMBTI③:INTJ(建築家型) 経理の就活対策|ES・面接で評価されるポイント 経理の志望動機で伝えたいこと 経理で活かせる自己PRの考え方 経理に関するよくある質問 まとめ|仕事内容と向き不向きを知って選ぼう

「経理の仕事に興味はあるけど、新卒だときついと聞いて不安」「数字が得意なわけじゃないし、自分に向いているのかわからない」と感じていませんか。

経理は地道な面もありますが、担当する業務や企業によって働き方は大きく変わります。

この記事では、経理が新卒にきついと言われる理由や向き不向き、仕事内容、就活で確認したいポイントをわかりやすく解説します。順番に見ていきましょう。

新卒で経理がきついと言われる理由

経理は、就活生から「手に職がつきそう」と見られる一方で、「ミスが許されなさそう」「決算期がとにかく忙しそう」と不安を持たれやすい職種です。まずは、なぜ経理が新卒にきついと言われやすいのかを整理してみましょう。

経理がきついと言われやすい主な理由

経理がきついと言われる理由として多いのは、正確さを強く求められるプレッシャーです。

経理が扱うのは会社のお金の記録なので、小さな入力ミスでも後の数字に影響することがあります。1円のズレでも原因を探す場面があり、その緊張感を負担に感じる人もいます。

また、締切が次々とやってくる点も理由のひとつです。

月末や月初、決算の時期には「いつまでに数字を締める」という期限が重なります。自分のペースだけでは進めにくく、忙しさが集中しやすい時期があります。

さらに、地道な作業が多いことも大変に感じやすい部分です。華やかさよりも、日々の積み重ねでコツコツ仕上げていく仕事だと感じる人も少なくありません。

※決算:会社の一定期間の売上や利益、財産の状況をまとめて計算する作業のこと。
※仕訳(しわけ):お金の動きを「何に使ったか」「どこから入ったか」に分けて帳簿に記録すること。

新卒で経理を選ぶときの注意点

新卒で経理を選ぶときは、「経理」という言葉だけで判断しないことが大切です。

同じ経理でも、会社の規模、扱う業務の範囲、会計ソフトの種類、教育体制によって、1年目の働き方は変わります。大企業では担当が細かく分かれ、中小企業では一人が幅広く担うこともあります。

説明会や面接では、「新卒1年目はどんな業務から始まりますか」「決算業務にはいつ頃から関わりますか」「先輩がサポートしてくれる期間はありますか」などを具体的に聞いてみましょう。入社後の流れを知っておくことで、入社後のミスマッチを減らしやすくなります。

経理とは?仕事内容をわかりやすく解説

経理は、ただ数字を入力する仕事ではありません。会社のお金の動きを正確に記録し、経営状態が見える形に整えていく仕事です。

主な仕事内容

経理の役割は、会社で日々発生するお金の出入りを記録し、決算という形で会社の成績をまとめることです。仕事は「日次・月次・年次」の3つのサイクルで考えるとイメージしやすくなります。

日々の業務では、経費の精算、伝票の作成、現金の管理などを行います。1か月単位では、取引先への請求や入金の確認、給与計算、1か月の数字をまとめる月次決算といった業務があります。そして1年の終わりには、会社全体の1年間の数字をまとめる年次決算を行います。

経理というと「一人で黙々と作業する」イメージを持たれがちですが、実際には他部署や取引先、社外の専門家とのやり取りも発生します。

※月次決算:1か月ごとに会社のお金の状況をまとめ、経営判断の材料にする作業のこと。
※消込(けしこみ):請求した金額がきちんと入金されたかを確認し、記録を照らし合わせる作業。

経理・財務・会計の違い

経理・財務・会計の違いが気になる人も多いので、ここで整理しておきましょう。どれも会社のお金に関わる仕事ですが、扱う時間軸と役割が異なります。

経理・財務・会計は混同されやすい言葉です。
経理は日々のお金の動きを記録し、決算資料を作成する仕事です。
財務は資金調達や予算管理など、将来のお金の計画を担います。
一方、会計は経理や財務を含む広い概念で、企業のお金を管理・報告する仕組み全体を指します。

同じ「お金の仕事」でも役割が違うと知っておくと、就活での職種選びがしやすくなります。

※財務:資金調達や投資、予算管理など、会社の将来のお金の流れを計画・管理する仕事。

経理

日々のお金の動きを記録・管理する仕事です。 請求書や領収書の処理、帳簿作成、決算資料の作成などを担当し、会社のお金を正確に管理します。

財務

将来のお金の計画を立てる仕事です。 資金調達や予算管理、資金繰りなどを行い、会社が安定して経営できるようお金を管理します。

会計

企業のお金を管理・報告する仕組み全体を指します。 経理や財務を含む広い概念で、会社の経営状況を数字で把握・管理する役割があります。

新卒・若手が最初に任されやすい仕事

新卒や若手の段階では、いきなり決算をすべて一人で任されることはあまりありません。多くの会社では、段階を踏みながら基本を身につけていきます。

最初は、伝票の入力、経費の精算、請求書の処理、入金の確認、現金や小口の管理、データの整理といった定型的な業務から始まるケースが多い傾向があります。月次決算や年次決算には、先輩の補助として少しずつ関わり、徐々に任される範囲を広げていく流れが一般的です。

※小口現金:文具代や交通費など、日々の少額の支払いに使う手元の現金のこと。

経理に向いている人の特徴

ここからは、経理に向いている人の特徴を見ていきます。

細かい作業を丁寧に進められる人

数字や書類を丁寧に扱い、ミスがないか確認する作業を苦にしない人は、経理と相性が良い傾向があります。几帳面さは、経理の現場で大きな強みになりやすいでしょう。

コツコツとした積み重ねを続けられる人

毎日の記録や月ごとの締めなど、似た作業を着実に繰り返せる人は、経理で力を発揮しやすいでしょう。地道な作業の中に、正確に仕上げる達成感を見いだせる人に向いています。

学び続ける姿勢を持てる人

会計のルールや税制は時々見直されることがあります。「新しい知識を身につけていこう」という意欲がある人は、経理の仕事に長く向き合いやすいでしょう。

経理に向いていない人の特徴

「自分は経理に向いていないかも」と感じても、すぐに選択肢から外す必要はありません。苦手意識がある場合は、「細かい作業が苦手なのか」「締切に追われるのが苦手なのか」「学び続けるのが負担なのか」と要素に分けて考えてみましょう。合わない理由がはっきりすると、自分に合う部署や別の職種も見つけやすくなります。

おおざっぱな進め方を好む人

細かい確認を面倒に感じたり、多少のズレは気にならないというタイプの人は、正確さが求められる経理で負担を感じやすいかもしれません。ただし、丁寧さは経験の中で身についていく面もあります。

同じ作業の繰り返しが苦痛な人

変化や刺激を強く求める人にとって、定型業務の多い経理は単調に感じることもあります。一方で、業務の効率化や改善を工夫する余地もあるため、「繰り返しの中で工夫を楽しめるか」が一つの目安になります。

向いていないと感じたときの考え方

経理の中にも、記録中心の業務、決算を担う業務、管理会計のように分析寄りの業務など、いくつかの方向性があります。「経理全般が合わない」と決める前に、自分の苦手の中身を整理してみると、合う領域が見つかることもあります。

※管理会計:社内向けに数字を分析し、経営の判断に役立てる会計のこと。

経理で身につくスキル

経理は、ビジネスの土台になる知識が身につきやすい職種とも言われます。ここでは、新卒で経理を経験することで身につく力を整理します。

経理で身につく専門スキル

経理では、簿記会計の実務知識、ExcelやWord、会計ソフトを扱う力、数字を根拠に物事を見る力などが身についていきます。日々の業務を通じて、お金の流れから会社の状態を読み取る感覚が養われていきます。

就活・転職でも活かせる
経理で獲得できるスキル

正確に作業を進める力、期限から逆算して段取りを組む力、数字をもとに考える力は、業界や職種が変わっても活かしやすいものです。会社のお金の動きを理解した経験は、経営企画や財務など、次のキャリアを考えるうえでも選択肢を広げてくれます。

新卒で経理を経験するメリット

会社のあらゆる取引が集まる経理では、若いうちから会社全体の仕組みを数字で俯瞰できる点が大きなメリットです。専門性を積み上げやすく、経験を重ねた経理人材は転職市場でも求められやすい傾向があります。対人ノルマ型の仕事が苦手な人にとって、自分の強みを活かしやすい場所になるケースもあるでしょう。

経理の働き方
|残業・繁忙期・キャリアパス

経理の働き方は、業界や会社によって違います。
ここでは、忙しくなりやすい時期とキャリアパスを簡単に整理します。

経理が忙しくなりやすい時期

月末や月初、四半期末、そして年度末の決算期は忙しくなりやすい傾向があります。数字を締める時期に業務が集中するため、繁忙期と閑散期の差が大きいのが経理の特徴です。

リモートワークについては、クラウド会計の普及やペーパーレス化によって、在宅と出社を組み合わせて働ける職場もあります。一方で、紙の請求書や押印が残る職場では、出社が中心になることもあります。働き方は企業による幅が大きいため、気になる場合は就活時に確認してみましょう。

※四半期:1年を3か月ごとに4つに区切った期間。
※決算期:会社の1年間の売上や利益などをまとめる時期。

経理のキャリアパス

経理として専門を深める道のほか、将来のお金を扱う財務へステップアップする道、管理会計から経営企画へ進む道などがあります。
日商簿記や税理士、公認会計士、USCPA(米国公認会計士)などの資格と組み合わせて、専門性を高めていく人もいます。経理で培った知識は幅広く活かせるため、「経理しかできなくなる」と心配しすぎる必要はないでしょう。

※USCPA:アメリカの公認会計士資格。グローバルに会計の専門性を示せる資格として知られる。

新卒で経理を目指すために必要な準備

新卒で経理を目指すうえで、特別な資格が必ず必要になるわけではありません。ただし、就活前に準備しておくと役立つことはいくつかあります。

経理に必要な資格・スキル

「経理 資格」で調べると必ず出てくるのが日商簿記です。
多くの企業で必須とまではされないものの、3級や2級を持っていると、基礎知識があることを示しやすくなります。「経理 未経験」から目指す場合でも、簿記の勉強を進めておくと、学ぶ姿勢を伝える材料になります。あれば有利ですが、資格さえあれば安泰というわけでもないため、実務への関心とあわせてアピールするとよいでしょう。

※日商簿記:会社のお金の記録方法を学ぶ検定試験。3級は基礎、2級は実務に近い内容とされる。

学生のうちに準備できること

特別な経験を無理に作ろうとしなくても大丈夫です。アルバイトやゼミ、サークルなどで、「正確さを意識して取り組んだこと」「コツコツ続けたこと」を、どう考え行動したのかまで説明できるように整理しておきましょう。数字を扱った経験や、丁寧さが求められた経験があれば、経理の選考でも伝えやすくなります。

経理に向いているMBTIタイプ3選

ここでは、経理と相性が良いとされやすいMBTIタイプを3つ紹介します。

経理に向いているMBTI①
:ISTJ(管理者型)

ルールや手順を着実に守り、細部まで正確に進めるのが得意なタイプです。日々の記録や締切の管理など、コツコツ正確に積み重ねる経理の仕事と相性が良い傾向があります。

経理に向いているMBTI②
:ISFJ(擁護者型)

丁寧で責任感が強く、人を支える役割にやりがいを感じやすいタイプです。請求や支払い、給与計算など、社内を裏側から支える経理の仕事と気持ちの面で噛み合いやすいでしょう。

経理に向いているMBTI③
:INTJ(建築家型)

仕組みで物事を捉え、分析や改善を好むタイプです。記録中心の業務よりも、管理会計や財務など、数字を読み解いて先を考える方向へ進むときに強みを活かしやすいでしょう。

ここで紹介したMBTIタイプは、あくまで一例です。当てはまらなくても、経理に向いていないわけではありません。MBTIは自己理解のきっかけとして使いながら、「どんな業務なら自分の強みを活かせるか」を考えることが大切です。

※MBTI:性格傾向を16タイプに分けて考える自己理解ツール。職種選びの参考にはなるが、適性を決めきるものではない。

経理の就活対策
|ES・面接で評価されるポイント

経理の選考では、特別な実務経験よりも、「どのように考え、行動してきたか」が見られやすいです。ここでは、志望動機と自己PRの考え方を紹介します。

経理の志望動機で伝えたいこと

「数字が好きだから」だけで終わらせないことが大切です。なぜ経理なのか、なぜその会社なのか、自分のどんな強みを活かせるのかまで伝えられると、説得力が増します。地道さや正確さに価値を感じる理由を、自分の経験と結びつけて語れると伝わりやすくなります。

経理で活かせる自己PRの考え方

派手な実績がなくても問題ありません。正確さを意識して取り組んだ経験、地道に続けた経験、ミスを防ぐ工夫をした経験などが評価されやすいです。話すときは「課題→行動→結果→学び」の流れで整理すると、丁寧さや誠実さが伝わりやすくなります。

経理に関するよくある質問

最後に、経理を志望する就活生からよくある質問を紹介します。

新卒で経理になるのは難しい?

新卒で経理を目指すこと自体は、極端に難しいわけではありません。経理職での採用枠を設けている企業や、職種別採用を行う企業もあります。ただし、配属が選べない会社もあり、人気企業では競争が激しくなることもあります。早めに企業研究を進め、経理で求められる力と自分の強みを結びつけて伝えられるよう準備しておきましょう。

資格がないと経理は難しい?

無資格でも応募できる企業はあります。ただし、日商簿記などがあると基礎知識を示しやすく、未経験から目指す際の安心材料になります。志望度が高い場合は、簿記の学習を進めておくと評価につながりやすいでしょう。

経理は新卒だときつい?

正確さへのプレッシャーや、決算期の忙しさ、地道な作業の多さなど、大変に感じる場面はあります。また、月末や決算期など業務量が集中する時期があり、慣れるまでは大変に感じる人もいるでしょう。ただし、きつさの感じ方は企業や担当業務によって大きく変わります。「どの部分が不安なのか」「どんな業務なら合いそうか」を整理してから判断してみましょう。

まとめ
|仕事内容と向き不向きを知って選ぼう

経理は、新卒で経験することで会社の仕組みを数字で理解できる職種です。お金の流れを正確に記録し、決算という形にまとめる経験は、将来どのような仕事をするうえでも土台になります

一方で、正確さへのプレッシャーや、決算期の忙しさ、地道な作業の多さがあるのも事実です。だからこそ、「経理は新卒だときつい」とひとくくりにするのではなく、仕事内容や担当領域、会社の育成環境まで見て判断することが大切です。

記録中心の経理なのか、分析寄りの管理会計なのか。将来は財務へ広げたいのか。こうした違いを知ることで、自分に合う働き方を見つけやすくなります。

LINE はてぶ
PAGE TOP

みんなのキャリアはTOKYO PRO Market上場企業である
株式会社エージェントが運営しております。
東京証券取引所(証券コード:7098)