キャリアコンサルタント
公開日
2021.11.17

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントは、キャリアの選択を支援する専門家です。2016年に新しく国家資格となり、「働き方改革」により多くの企業への導入が推進され、注目を集めています。

具体的には、個人の能力や適正、価値観、興味をもとに、職業選択や能力開発、スキルの活用方法に関する相談・助言を行う職種。

終身雇用制度や年功序列が崩壊し、リモートワーク・副業など自由に働き方を選択できるようになったことで、働き方はますます多様化しています。

仕事と余暇のバランスや自分らしい生き方を目指す人も増え、キャリアコンサルタントの必要性が高まっていると言えるでしょう。

評価・満足度

総合評価 3.0
平均年収
450万円
最高年収
1,000万円
やりがい
3.0
給与・年収
3.0
専門性
3.0
将来性
3.0
休日・待遇
3.0

キャリアコンサルタントの主な仕事内容

キャリアコンサルタントの認知度は高まってきているものの、具体的にどういった仕事をしているのか知らない人も多いでしょう。ここではキャリアコンサルタントの具体的な仕事内容について、活躍するフィールドごとに紹介します。

人材派遣・紹介会社

キャリアコンサルタントは、人材派遣会社や人材紹介会社にてコーディネーターとして活躍しています。具体的には、人材を求めている企業と仕事を探している人とをマッチングして派遣・紹介する仕事です。

  • 求職者とのカウンセリング
  • 求職者と企業のマッチング
  • 派遣・紹介後のフォロー

転職・就職を考える人や相談に訪れる求職者に対して、カウンセリングを実施。カウンセリングを通じて適性や能力、興味を明確にし、求職者と企業にとって適切なマッチングを実現します。

求職者と企業との間に立つのが特徴で、双方にとって最適な選択となるよう、求職者の意欲を引き出し、潜在的な能力を発見する力が求められるでしょう。

企業の人事

キャリアコンサルタントは、一般企業の人事部門でも活躍。人材に関わるさまざまな業務に携わり、社員が主体的にキャリアを形成できるようサポートします。

具体的には以下のような仕事を担っていることが多いでしょう。

  • 新卒・中途採用
  • 人材定着の支援
  • 社内研修
  • 人材育成
  • キャリア相談
  • メンタルサポート
  • 面談
  • 査定・評価

事業戦略にもとづいて、どのような人材を採用するか、ペルソナの設定から面接・採用までの一連の業務をキャリアコンサルタントが対応するケースもあります。

社員がいつでもキャリアについて相談できるよう、キャリア相談室を設ける企業も増えてきました。仕事への意欲や生産性を向上させるため、研修や定期面談などを積極的に行う企業も少なくありません。

また、昇進・昇格、異動、配置転換といったキャリアステージにおいても、キャリアコンサルタントは、適性や特性を元に目標を設定させ、社員のキャリア形成を支援します。

教育機関

キャリアコンサルタントは、高校や大学、専門学校の就職課やキャリアセンターでも活躍しています。この場合、キャリアコンサルタントの主な仕事は学生の進学や就職などの進路相談です。

  • 求人の紹介
  • 履歴書・エントリーシートの添削
  • 模擬面接
  • カウンセリング
  • セミナー、合同説明会などの情報提供
  • 基本的なマナーの指導
  • 自己分析・進路選択・企業研究などの支援

他にも、働くことを含めた生き方、キャリア形成について指導することで、学生が社会に出て自分らしく生きていけるようサポートするのもキャリアコンサルタントの役割。

最近では小学校や中学校でもキャリア教育を積極的に取り入れており、「社会人とは」「働くとは」といったキャリアに関心を持たせるような取り組みも行われています。

公的就業支援

キャリアコンサルタントは、ハローワークやジョブカフェ、就職支援センターなどの公的な職業支援機関でも活躍しています。

主な仕事内容は求職者・転職希望者に対して希望・条件をヒアリングし、仕事を紹介することです。

  • 求職者との面談
  • 求職者と求人情報のマッチング
  • 知識・技能を身に付ける職業訓練の紹介
  • 履歴書・職務経歴書の作成指導・添削
  • 面接の指導
  • 自己分析の支援

公的な就業支援機関は、全国各地に窓口を持ち、若者から育児中の女性、高齢者、障がい者といったさまざまな人が相談に来るのが特徴的。

最近では「マザーズハローワーク」「わかものハローワーク」などの支援機関も注目されており、キャリアコンサルタントには、それぞれの立場の求職者に合わせた支援が求められます。

フリーランス

キャリアコンサルタントは、独立してフリーランスとなり活躍している人も多い職業です。多くは教育機関や一般の企業、公的就業支援機関と業務委託契約を結び、就職支援やカウンセリングを行います。

  • 教育機関の就職支援業務全般
  • 一般企業の面談やカウンセリング、採用・研修など
  • 公的機関での就職支援業務全般
  • メールカウンセリング
  • 講演会や研修、セミナーの実施

また、個々のクライアントと直接契約して対面カウンセリングやメールカウンセリングを行うケースや、就職関連のノウハウを記事や書籍を執筆するといった働き方もあります。

キャリアコンサルタントとして実績・.ネットワークを積み上げ、講演会やセミナーを行って収入を得ている人もいるでしょう。

キャリアコンサルタントの年収

キャリアコンサルタントの収入は、年収100万円未満から年収1000万円越えまで幅広いと言われています。その理由としてはまず、雇用形態がさまざまであることが挙げられるでしょう。

正社員として大手企業の人事部門に勤める人もいますが、パートタイムや派遣社員、契約社員として働くキャリアコンサルタントも非常に多いのが現状。

フリーランスや副業としてキャリアコンサルタントの業務に携わっている人も増えています。そのためキャリアコンサルタントの年収には、ばらつきがあるのです。

また、年齢に関係なく長く働ける職業であるため、別の職種で働いている間にキャリアコンサルタント資格を取得し、実際は活動していないといった資格保持者も多くいるとも言われています。

社会的なニーズが高まっている一方で、条件の良い求人は競争率も激しく、非正規社員として働くキャリアコンサルタントも多いのが現状。資格を取得しただけで実務経験のないキャリアコンサルタントは、正社員としていきなり転職するのは競争率も難易度も高いでしょう。

これらの理由から、経験・スキル・人脈が豊富なキャリアコンサルタントは正社員でもフリーランスでも高収入を得ていますが、副業・パート・派遣で働く人も多く、キャリアコンサルタントの仕事だけで生計を立てるのは難しいといった課題もあるのです。

キャリアコンサルタントに求められるスキル

社会的ニーズの高まるキャリアコンサルタントには、どのようなスキルが求められるのでしょうか。

傾聴力

キャリアコンサルタントには、相手の話を聴くスキルが必要です。ただ聞けば良いのではなく、相手の気持ちに寄り添い、心や身体を傾けて聴く「傾聴スキル」が求められます。

具体的には相手が話しやすいように相槌を打ったり、考えを深めるための質問をタイミング良く投げかけたりします。相手の話をさえぎったり、否定したり、評価したりはしません。

キャリアコンサルタントが心を込めて傾聴することで、相手は少しずつ心を開き、本音を語ってくれるようになるでしょう。その積み重ねで相手との信頼関係を築き、積極的な姿勢や前向きな変化を引き出すのがキャリアコンサルタントの役割。

そのためキャリアコンサルタントは、相手を理解しよう・受け入れよう、といった姿勢で相手に心から共感し、傾聴する力が重要なのです。

課題発見力

相手と話をする中で課題や問題点を発見する力も、キャリアコンサルタントにとっては重要です。悩みを抱えている相手は課題が自分で見えていないケースが多く、何に悩んでいるのか、何が原因でモヤモヤしているのか分からないこともあります。

そこでキャリアコンサルタントが、冷静に客観的に話の内容を整理し、そこから課題や問題点を見つけ出すことが重要。相手が課題に気づき、自ら解決に向かえるよう、適切なタイミング・適切な方法でサポートするのがキャリアコンサルタントの役割。

そのため、キャリアコンサルタントにとって課題発見力は必要なスキルと言えるでしょう。

情報収集力

キャリアコンサルタントには情報収集力が求められます。就職・転職市場は毎年変化するでしょう。キャリアコンサルタントは常に最新の情報にアップデートし、就職・転職希望者に情報提供する必要があるのです。

カウンセリングを行う対象者が学生なのか、企業に勤める転職希望者なのか、どういった専門性を持っているのか、希望の業界・業種は何なのかによっても、必要とされる情報は変わってきます。

また、相手によって悩みや状況、考え方や価値観もさまざま。キャリアコンサルタントは常に最新のキャリア情報を収集し、多くの支援経験を積み、スキルアップし続ける必要があるのです。

キャリアコンサルタントに役立つ資格・スキル・経験

注目の職業であるキャリアコンサルタントになるために、必要な資格・役立つ資格はあるのでしょうか。

国家資格キャリアコンサルタント

国家資格キャリアコンサルタント試験は「キャリアコンサルティング協議会(CCC)」「日本キャリア開発協会(JCDA)」2つの団体が実施しており、いずれかの団体の試験を受験。

学科試験と実技試験の両方に合格し、登録手続きをすると「キャリアコンサルタント」と名乗れます。

キャリアコンサルタントの資格を取得するためには養成講座でしっかり学ぶことが必要です。実務経験者は、養成講座を受講しなくても受験できますが、多くは養成講座を修了してから資格取得しています。

試験内容は、キャリアカウンセリング理論や実務、法令といった四肢択一のマークシート方式の学科試験、事例記録を読んで回答する論述試験、ロールプレイです。他の国家資格と比較すると難易度は低めで、取得しやすい資格と言えるでしょう。

また、キャリアコンサルタント国家資格は5年ごとに更新を行い、最新の知識・技術を身につけることが必要とされています。

キャリアコンサルティング技能検定

キャリアコンサルティング技能検定は、国家資格キャリアコンサルタントの上位資格。

学科試験と実技試験に分かれて行うキャリアコンサルティング技能検定に合格すると、熟練レベルの2級キャリアコンサルティング技能士、指導者レベルの1級キャリアコンサルティング技能士の称号が与えられます。

ともにキャリアコンサルタントとしての豊富な実務経験を必要とするため、まず国家資格キャリアコンサルタントの資格を取得し、現場で経験を積んでから挑戦するのがおすすめ。

実務経験が豊富な人だけが受験するのにもかかわらず、特に1級の合格率は低く、試験の難易度が高いことが分かります。

試験内容は、国家資格キャリアコンサルタントと同様に、マークシート方式の学科試験、論述試験、ロールプレイです。キャリアコンサルティング技能士は、試験合格を持って名簿に登録されるため、登録手続きは不要。資格に有効期限はありません。

メンタルヘルス・マネジメント検定

メンタルヘルス・マネジメント検定とは、職場で働く人の心の健康を保つために必要なメンタルヘルスの知識・対処法を習得する検定です。

メンタルヘルス・マネジメントを学ぶことで、働く人の心の不調を未然に防き、心の状態が不調な人を適切にサポートし、心地よく働ける職場づくりに貢献できます。

メンタルヘルス・マネジメント検定試験は、職位・職種別に3つのコースを用意。

  • Ⅰ種(マスターコース)人事労務管理、経営幹部向け
  • Ⅱ種(ラインケアコース)管理監督者向け
  • Ⅲ種(セルフケアコース)一般社員向け

受験資格はなく、誰でも受験可能です。特にⅠ種になると難易度が上がります。通信講座を利用して合格を目指す人や、公式テキストや過去問から自分で学び受験する人もいるでしょう。

キャリアコンサルタントの仕事の厳しさ

キャリアコンサルタントの国家資格に挑戦する人は着実に増えています。では、キャリアコンサルタントの仕事に大変なこと、厳しいことはあるのでしょうか。

正解がない

キャリアコンサルタントの仕事にはいつも正解がありません。相談者の希望があっても、経験や適性から異なるキャリアプランを提案するケースもあるでしょう。

相談者のキャリア選択を支援しても希望にかなった就職・転職ができるとは限らないのです。そして同じ相談者であっても、別のキャリアコンサルタントが見れば別の切り口でサポートするかもしれません。

要はキャリアコンサルティングには、唯一の正解が存在しないからなのです。そのため、どうサポートしたら良いか、相談者にとって何がベストか、悩むことも多いでしょう。

責任が重い

キャリアコンサルタントの仕事は相談者の人生を左右するため、責任が重いと感じるでしょう。

例えばキャリアコンサルタントの関わりや言葉が、相談者の退職・転職などの決断につながることもあるからです。退職・転職によってその人のキャリア、人生が変わることも大いにあるでしょう。

容易に結論づけたり、アドバイスをするには責任が重く、相談者の思いとしっかり向き合い責任持って関わる覚悟が必要なのです。

仕事が少ない

キャリアコンサルタントの資格はとったものの、活かせる職に就きづらいと感じる人も多いでしょう。国家資格キャリアコンサルタントは、価値のある資格であり、社会的にもニーズがあります。

しかし現状は、キャリアコンサルタントは資格よりも実務経験を重視されることが多く、資格を取得しても実務未経験だとなかなか就職には結びつかないこともあるのです。

実務未経験者歓迎のキャリアコンサルタント求人は、営業の要素が強いことも多く、自分の進みたい方向性とマッチしているか慎重に選ぶ必要があります。

キャリアコンサルタントに向いている人

どのような人がキャリアコンサルタントに向いているのでしょうか。以下に詳しく解説します。

サポートするのが好きな人

キャリアコンサルタントは、誰かをサポートするのが好きな人に向いていると言えるでしょう。カウンセリングは、一対一で深い話をすることが基本であり、相談者の心の奥に触れることでもあります。

そのためキャリアコンサルタントは、まず人が好きであること、人をサポートすることに喜びややりがいを感じること、人のためになる仕事がしたいといった思いを持てることが重要なのです。

他者を受け入れられる人

キャリアコンサルタントには、他者の価値観や考えを素直に受け入れられる人が向いているでしょう。強みや個性、経験、環境は人それぞれ異なります

そして誰もがそれぞれに良いところ、強みを持っているのです。相談者に対して、キャリアコンサルタントの考えを一方的に押し付けたり、自分の価値観で話を進めることはできません。

自分との違いはもちろん、多様性を受け入れて、相手を認め、尊重しながらサポートできる人がキャリアコンサルタントに向いているのです。

キャリアに悩んだことがある人

キャリアコンサルタントは、自分自身がキャリアにつまずいたり、悩んだり、時に失敗したりと、さまざまな経験を持っている人が向いています。

カウンセリングではさまざまな悩み・課題が題材になるため、自分自身が悩んだり迷ったりしたことがあると共感できることも多く、包容力を持って話が聞けます

また自分自身が苦しんで悩んできた経験から、相談者のつらさや痛みも分かるでしょう。その共感は相談者にも必ず伝わり、相談者との信頼関係の構築にもつながります。

キャリアコンサルタントになるには

キャリアコンサルタントの仕事に興味のある人も多いでしょう。ここではキャリアコンサルタントになる方法について紹介します。

Step1.認定講習の受講・修了

キャリアコンサルタント国家資格を目指す際は、厚生労働大臣が認定する養成講習を受講するのが一般的。

修了すると、キャリアコンサルタント資格試験の受験資格がもらえます。あまり時間の取れない人は、通信教育とスクーリングを組み合わせた講座を選ぶことも可能です。

養成講座は夜間や週末に開講しているものも多いため、社会人として働きながら資格取得も目指せます。専門実践教育訓練給付金の対象となる講座もあるので、ハローワークに問い合わせてみると良いでしょう。

また、労働者の職業の選択や職業生活設計、職業能力開発と向上のいずれかに関する相談業務の経験が3年以上ある場合は、養成講習を受講せずに資格試験を受けられます。

Step2.キャリアコンサルタント試験に合格

キャリアコンサルタント試験は、学科試験と実技試験によって行われます。学科試験の科目は以下です。

  • 職業能力開発促進法その他関係法令に関する科目
  • キャリアコンサルティングの理論に関する科目
  • キャリアコンサルティングの実務に関する科目
  • キャリアコンサルティングの社会的意義に関する科目
  • キャリアコンサルタントの倫理と行動に関する科目

実技試験は、記述式の論術試験を1〜2問。受験者がキャリアコンサルタント役となり、カウンセリングを行うロールプレイと口頭試問もあります。これら全ての試験に合格する必要があるのです。

Step3.登録手続き

キャリアコンサルタント試験に合格したら、厚生労働省のキャリアコンサルタント名簿に登録します。試験合格後、5年経過すると登録前に講習受講が必要になるため、速やかに登録しましょう。

  • Web上で登録申請
  • 登録書類を郵送
  • 登録センターにて受理・審査
  • 登録手数料支払い(8,000円)
  • 登録証の交付

Step4.登録の更新

キャリアコンサルタントの登録を継続するためには5年ごとの更新が必要です。

更新するには、厚生労働大臣の指定を受けた知識講習8時間以上・技能講習30時間以上を受講する必要があります。

ただし、キャリアコンサルティング技能検定に合格すると講習が免除されることもあるため、チャレンジするのも一つの選択。

5年ごとの更新は大変だと感じる人も多くいます。しかし実務未経験のキャリアコンサルタントは特に、知識・技術のアップデートを続けなければ相談者に適切なカウンセリングができなくなるため、更新制度は必要な学びの機会ととらえましょう。

番外編.資格を取得しない場合

キャリアコンサルタントは国家資格ですが、医師や弁護士とは異なり、業務独占資格ではありません。資格がなくてもカウンセリングはできるのです。

もちろん資格保有を条件にしている求人もありますが、資格よりも経験年数・内容を重視する求人も存在します。キャリアコンサルタント資格を取得したからといって必ず転職できる、必ず独立できるといった確約はありません。

しかしキャリアコンサルタント資格は、基礎知識の習得、能力の確認・向上に役立ち、取得することでキャリアコンサルタントとしての可能性が広がります。

キャリアコンサルタントのキャリアパス

キャリアコンサルタントにはさまざまなキャリアパスが存在します。

企業や教育機関に勤めるキャリアコンサルタントは、昇進して役職を持ったり、部署を総合的に監督する人事部長へとキャリアアップしたり、マネジメントや経営へと参画する人もいます。

最近ではフリーランスや副業のキャリアコンサルタントとして活躍する人も増えきました。業務委託で企業や個人からカウンセリングや研修、転職の支援などを請け負ったり、複数の企業と契約して生計を立てている人もいます。

ハローワークやジョブカフェなどの公的就業機関で働く人も、パートや契約社員として就業し、他の業務と掛け持ちしていたり、副業として個人でカウンセリングを行っている人もいるのです。

キャリアコンサルタントは正社員採用が少ない傾向にありますが、柔軟な働き方が可能な職業

例えば子育て中の女性が、就職・転職の合同説明会のカウンセリングを単発で請け負うこともありますし、在宅で履歴書類の添削やメールカウンセリングを行うこともあります。大学のキャリアセンターで短期間の勤務をしたり、定年退職後に資格を取得してセカンドキャリアに挑戦する人もいるでしょう。

このようにキャリアコンサルタントは、それぞれの事情やライフステージに合わせて活躍でき、なおかつ社会貢献度の高い職業なのです。

評判・口コミ

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