- 公開日
- 2026.02.25
カジュアル面談で落ちることはある?|選考との違いと準備することを徹底解説
最近よく耳にするカジュアル面談。
「これって選考なの? それともただの面談?」と迷う人も多いのではないでしょうか。
カジュアル面談は、お互いを知るために設けられるフラットな対話の場として設けらます。面接ほど堅苦しくはありませんが、企業によってはその後の案内に影響することもあります。
この記事では、カジュアル面談の概要、カジュアル面談で見られていること、当日までに押さえておきたい準備まで、初めてでも安心して臨めるポイントを整理して解説します。

カジュアル面談とは?
「カジュアル面談」という言葉は聞いたことがあっても、実際に何をする場なのかピンとこない人は意外と多いです。まずは基本を押さえておきましょう。
そもそもカジュアル面談ってどんな場?
カジュアル面談は、企業と候補者がお互いを知るために設けられる対話の機会です。
選考の合否を直接判断する場ではなく、情報交換や相互理解が主な目的とされています。
時間は30分〜60分程度が一般的になります。
近年はダイレクトリクルーティングやスカウト型サービスの広がりもあり、
企業側から声をかける接点としてカジュアル面談を取り入れるケースが増えています。
就活初期に活用しやすいカジュアル面談
就活初期の場合、自分のやりたいことや向いている業界がまだ見えていない人も多い時期です。
本選考のように明確な志望動機を求められる場に比べ、カジュアル面談は情報収集の入り口として活用されることもあります。
企業によって受け止め方は異なりますが、「まだ業界研究中です」「いろいろな会社を見ています」と率直に伝える学生も少なくありません。
スカウトサービスやリファラル(知人紹介)経由で案内が届くことが多く、まだ応募するか決めていない段階で受けられるのが特徴です。情報収集の入り口として気軽にお話できる場になります。

カジュアル面談と面接の違い
「カジュアル」と聞くと、つい気が緩みそうになりますよね。
でも一方で、「本当に選考じゃないの?」「評価されないって本当?」と不安になる人も多いはずです。
まずは、面接とカジュアル面談の違いを整理してみましょう。
面接とカジュアル面談、何が違う?
面接は、基本的に選考を目的とした場です。
企業は「自社で活躍できるか」「志望度はどのくらいか」「再現性のある経験があるか」といった観点で候補者を確認します。
一方、カジュアル面談は、お互いを知るための情報交換の場として設けられるのが一般的です。
応募前の疑問を解消したり、実際に働く社員の話を聞いたりと、企業理解を深めることが主な目的になります。

「まったく見ていない」とは言い切れない
カジュアル面談は、基本的に合否を決める場ではありません。
しかし、まったく見られていないとも言い切れないのが正直なところです。
企業によっては、面談の内容を社内で共有し、次の選考に進めるかどうかの参考情報として扱うこともあります。
評価シートで採点されることは稀ですが、会話の印象がその後の案内に影響するケースはゼロではありません。
面談は自分に合う企業かを確かめるチャンス
忘れてはいけないのは、カジュアル面談は企業だけが判断する場ではないということです。
1対1や少人数で行われることも多く、説明会よりも距離が近いからこそ、働き方や社風について率直に質問しやすいのが特徴です。
だからこそ大切なのは、選ばれるかどうかだけを気にするのではなく、自分自身がその会社で成長していけそうか、一緒に働きたいと思える人たちか、そして働く姿を具体的に思い描けるか、といった視点で向き合い、すり合わせるとよいでしょう。
そうした目線を持って参加すれば、
カジュアル面談は単なる情報交換の時間ではなく、自分の進路を考えるための大切な判断材料の時間になります。

この会社で働くイメージをつかむ質問例
質問は、「その社員だからこそ答えられること」を意識すると、より具体的な話を聞きやすくなります。
・1日のスケジュールはどのような流れですか?
・どんなタイプの人が活躍していると感じますか?
このような質問を通して、仕事内容や職場の雰囲気をイメージしやすくなる場合があります。
なぜカジュアル面談を実施するのか
近年は就職活動の動きが早まっていると言われており、企業が本選考前から学生と接点を持とうとする動きも見られます。
例えば、入社後に「思っていた仕事と違った」と感じるミスマッチを減らしたいという意図で、選考前の情報共有の機会としてカジュアル面談を活用する企業もあります。
選考前から候補者と接点を持ちたい
採用競争が激しくなる中で、本選考が始まる前から候補者と関係を築きたいと考える企業が増えています。
仕事内容や社風を事前に伝えることで、入社後のミスマッチを防ぎたいという狙いがあります。
履歴書では見えない部分を会話から知りたい理由
履歴書やエントリーシートでは、学歴や経験といった情報は整理されていますが、価値観や考え方までは十分に伝わらない場合もあります。
カジュアル面談では、「最近頑張っていること」や「興味のあるテーマ」などの会話を通じて、人柄や興味関心が見えることもあります。
カジュアル面談後、
不安になったときに考えたいこと

面談が終わった後、「あれ、なんか手応えがなかったかも……」と不安になる人は少なくありません。
けれど、その感覚だけで良し悪しが決まるわけではありません。
まずは、よくあるモヤモヤの正体を整理してみましょう。
不安を感じやすい4つのパターン
面談の最後に「また連絡しますね」とだけ言われ、具体的なステップが示されなかった。
・会話が浅いまま終わった
事務的なやり取りだけで、深掘りされる場面がなかった。
・フィードバックが曖昧だった
「いろいろお話できてよかったです」のような、当たり障りのない締めくくりだった。
・面談後の連絡が遅い・来ない
数日経っても次のアクションについて何も連絡がない。
不安になることもありますが、あくまでもカジュアル面談は、対話の場です。
会話のテンポは心地よかったか、質問に対して誠実に答えてもらえたか。たとえ手応えが薄く感じたとしても、その時間から得られた感覚は、自分にとっての判断材料になります。
カジュアル面談を断ったら不利になる?
スカウトを受け取ったものの、正直あまり興味がない…。という理由で辞退を迷うこともあるでしょう。
カジュアル面談を辞退したからといって、その後の選考で必ず不利になるわけではありません。
ただし、辞退する場合は早めに丁寧な連絡を入れるのがマナーです。
無断キャンセルやドタキャンだけは、企業に悪い印象を残す可能性があるので避けましょう。
カジュアル面談当日の流れ
何を聞かれる?どう進む?

当日の流れをあらかじめ知っておくだけで、余計な緊張はかなり減らせます。
よくある進行パターン
自己紹介や簡単な雑談で場の雰囲気をほぐす。
2.企業からの説明
会社概要、事業内容、募集ポジションの紹介。
3.候補者からの質問・対話
気になることを自由に質問する時間。
4.クロージング
今後の流れや選考ステップの案内
企業ごとに順番や時間配分は異なりますが、「企業説明+質疑応答」が基本の構成です。
よく聞かれる質問
カジュアル面談では、面接のような深い志望動機を問われることは少なめです。代わりに、こんな質問がよく出てきます。
・当社に興味を持ったきっかけは何ですか?
構えすぎる必要はありませんが、「なぜこの面談を受けようと思ったか」くらいは自分の中で整理しておくとスムーズです。
カジュアル面談の事前準備
自分の興味と企業の話題をゆるやかに繋ぐ準備の仕方
事前に企業のホームページやニュースリリースを軽く確認しておくと、話題が広がりやすくなります。「SNS運用に力を入れている会社なんだな」と把握しておくだけでも、「学生向けの施策はありますか?」といった具体的な質問につながるかもしれません。
完璧に理解する必要はなく、「どんな事業をしている会社か」を大まかに知っておくだけでも十分です。
スカウトメールを受け取ったときの逆質問の考え方
スカウト経由の場合は、「プロフィールのどの部分に興味を持っていただけましたか?」と質問してみるのも一つの方法です。自分では気づいていなかった強みに気づくきっかけになる場合もあります。
当日安心して話すためのシンプルなメモ整理
面談前には、以下の3点をキーワードで整理しておくと安心です。
・最近取り組んでいること
・興味のある分野
台本のような長文ではなく、単語レベルのメモにしておくと自然に話しやすくなります。
カジュアル面談は比較的フラットに話せる場とされることもありますが、少し準備しておくだけで会話がスムーズになることがあります。
カジュアル面談の服装
|「私服OK」はどこまで崩していい?
第一印象は、会って数秒で決まるとも言われます。
特に服装は事前に準備できるポイントなので、迷ったときの判断基準を持っておきましょう。
迷ったらオフィスカジュアルが正解
「私服OK」と案内されていても、Tシャツにジーンズのような完全な普段着ではなく、オフィスカジュアルを選ぶ人が大半です。
女性ならブラウス+きれいめパンツやスカート
大切なのはおしゃれさよりも清潔感です。
オンライン面談の環境チェック
オンラインの場合は、映り方と通信環境を事前に確認しておきましょう。
・カメラは目線の高さに合わせる(本や箱で高さを調整すると自然な角度に)
・背景はシンプルな壁を選ぶ(散らかった部屋が映り込まないように注意)
・当日前にテスト通話をしておくと安心
もし通信トラブルが起きても、慌てず再接続を試みればOKです。
復旧が難しければメールで一報を入れましょう。冷静に対応できること自体が、好印象につながります。
カジュアル面談を自分の判断材料にする方法
面談は企業を知るだけでなく、自分自身の志向を確かめる機会にもなります。
「受ける側」だけでなく「見る側」の視点も持つことで面談の時間も有意義になります。
良いとおもったこと・違和感を言語化する
面談が終わったら、なるべく早いうちに「面白そうだったこと」「少し引っかかったこと」をメモしておきましょう。
・成果主義の話を聞いて少し不安を感じた
こうした感覚を積み重ねることで、企業選びや志望動機を考えるときの判断軸が見えてきます。
相手の反応から自分の強みを見つける
話の中で担当者が興味を示したポイントは、自分の強みを考えるヒントになります。「それ面白いですね」と反応された話題を振り返ると、選考でのアピールポイントが見つかることもあります。
面談後のお礼メールと振り返り
カジュアル面談は、終わった後の行動までセットで考えると得るものが大きくなります。

お礼メールは「具体的に」書くと印象に残る
お礼メールは必須ではありませんが、送っておくと丁寧な印象につながります。
「本日伺った〇〇プロジェクトのお話が印象的でした」のように、会話の中身に触れると形式的にならず好印象です。
3つの振り返りポイント
面談後は以下の3つを書き出してみてください。
・初めて知ったこと
・自分が合いそうだと感じた理由
1社だけでは気づきにくくても、複数社の面談を経験するうちに、自分の中の良い・違うの基準がはっきりしてきます。
これが志望動機や企業比較の土台になります。
「進むかどうか」は自分で決めていい
本選考への案内をもらっても、必ず進む必要はありません。「働く自分を想像できたか」「違和感はなかったか」を基準に、自分のペースで判断していきましょう。
お礼メッセージは必須ではありませんが、送ることで丁寧な印象につながる場合もあります。
まとめ
カジュアル面談はすり合わせの場
カジュアル面談は選考ではない場合がほとんどですが、単なる雑談でもありません。
企業と候補者がフラットに対話し、お互いを知るための場です。
企業の本音を理解し、当日の流れと最低限の準備を押さえておけば、必要以上に構えることはありません。完璧な受け答えよりも、自分の言葉で素直に話す姿勢が一番伝わります。
面談後の振り返りを積み重ねていけば、キャリアの方向性や自分の強みが少しずつ見えてきます。まずは一社、気になる企業のカジュアル面談から始めてみてください。
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yuyama
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