- 公開日
- 2026.02.18
AI面接の練習方法とおすすめツール8選|評価の仕組みから準備のコツまで解説
最近、就活の選考でAI面接を導入する企業が増えています。
しかし面接を受ける側からすれば「普通の面接と何が違うの?」「どんな対策をすればいいのか分からない…。」という声も多く聞かれます。
AI面接は、通常の面接とは少しルールが違うため、慣れていないと実力を出しづらい場面があります。
ただ、評価されやすいポイントを押さえ、練習の型を作ることで、落ち着いて受けやすくなります(※企業や評価基準によって必要な対策は異なりま)
この記事では、AI面接の仕組みや評価項目、練習に役立つツール、準備のコツを解説します。
AI面接とは?対面・オンライン面接との違いを整理

AI面接とは、人ではなくAI(人工知能)が選考の一部を担う面接形式のことです。
企業が設定した質問に対して応募者が回答し、その内容をもとに、AIが一定の基準で分析・整理を行います。
多くのAI面接では、
・回答内容(話している中身)
・話し方や回答の構成
・表情や声のトーン
などをデータとして処理し、点数やコメントの形で企業側に共有されます。
※ただし、何をどこまで評価に使うかは、企業やツールごとに異なります。
AI面接は、2017年頃から日本でも導入事例が見られるようになり、
近年は応募者数が多い選考や、一次選考の効率化を目的として活用されるケースが増えています。
企業がAI面接を導入する理由
企業がAI面接を導入する背景には、次のような目的が挙げられます。
・選考の効率化(短時間で多くの応募者を確認)
・評価基準の統一(担当者による差を減らす)
・地方学生・遠方学生の受験ハードルを下げる
AI面接の主な形式
AI面接には、企業によっていくつか種類があります。

通常の面接と異なる点(注意ポイント)
【仕組みを理解】AI面接で評価されやすい項目の全体像
AI面接では、主に以下の3つが分析対象になることが多いです。
※ただし評価基準・重み付けは企業やツールによって異なるため、
一般的に意識したいポイントとして参考にしてください。

視覚情報(表情・視線・姿勢)
- 表情の明るさ
- 笑顔の回数
- 視線の安定性(下を向きすぎないか)
- 姿勢(猫背になっていないか)
- 身だしなみ・背景の清潔感
音声情報(スピード・抑揚・間)
- 話す速さ(速すぎないか)
- 声の大きさ(聞き取りやすいか)
- 抑揚(淡々としすぎていないか)
- 間(詰めすぎていないか)
早口だと落ち着きがない印象になったり、単調だと熱意が伝わりづらく感じられたりする場合があります。
重要部分だけ少しトーンを上げると、より気持ちも伝わりやすく相手には聞こえます。
言語情報(話の構造・具体性)
AI面接では、内容の分かりやすさが影響するケースがあります。
特に意識したいのが、結論から話すこと。
おすすめはPREP法です。
・P(結論)
・R(理由)
・E(具体例)
・P(まとめ)
また、「頑張りました」だけでは伝わりにくいことがあるため、数字や行動を入れて具体化して伝えるようにしましょう。
例:
×「サークル活動を頑張りました」
○「週3回、2時間の練習を継続し、後輩育成も担当しました」
AI面接でよく聞かれる質問例(定番・頻出)

AI面接で出される質問は、内容自体は人が行う面接と大きく変わらないことが多く、あらかじめ頻出パターンを知っておくことが重要です。特に次のような質問は、多くの企業・AI面接ツールで共通して聞かれやすい傾向があります。
① 基本的な自己紹介・志望動機に関する質問
・自己紹介をしてください
・あなたの強み・弱みはなんですか?
・志望動機を教えてください
・なぜ当社で働きたいと思いましたか?
🌼これらは応募者の人柄や軸を確認するための定番質問です。
事前に回答を用意しておくことで、AI面接全体の評価を安定させやすくなります。
② 学生時代の経験・行動に関する質問
・学生時代に力を入れたことは?
・その時の状況や課題は?
・あなたはどんな行動を取りましたか?
・結果・成果はどうでしたか?
🌼AI面接では、回答の内容だけでなく話の構成も評価されます。結論から伝えるように意識しましょう。
いずれも、結論や行動をはっきりさせることで、AIにも評価されるように伝えることができます。
③コミュニケーション・思考力を問う質問
・チームで困難な状況に直面した時、どうしますか?
・意見が対立した際、どのように調整しましたか?
・目標達成のために工夫したことは何ですか?
🌼数字・具体行動・学びをセットで話すことで伝わりやすくなります。
④ 性格・価値観を把握する質問
・長所と短所を教えてください
・どんな時にモチベーションが高まりますか?
🌼抽象的になりすぎず、過去のエピソードを添えることがポイントです。
⑤ 追加・深掘り質問
・その経験から何を学びましたか?
・それを今度どう活かしたいですか?
🌼事実だけで終わらせず、振り返りと応用まで答えることで評価の差がつきやすくなります。
【無料あり】AI面接の練習ツール・アプリ8選(表形式)

AI面接は形式に慣れていないと緊張しやすいため、事前に一度流れを体験しておくと安心です。
AI面接の練習に使えるツールを下記でご紹介します。
無料で利用できるものもあるので、自分に合うと思ったらぜひ試してみてください。
説明
AIアバターと対話しながら面接練習ができる、就活生向けの定番ツール。 登録なしで使える場合もあり、質問に答える流れを一通り体験できるため、 AI面接の「空気感」に慣れるのに向いている。 志望企業や業界を意識した質問生成ができる点も特徴。
特徴
- 登録不要で使える場合あり
- AIアバターとの模擬面接
- 志望企業別の質問生成
向いている人
AI面接を初めて受ける人、まず1回通しで練習したい人
※料金形態
基本利用は無料提供(ブラウザから利用可能)
説明
録画した面接をもとに、話し方や内容を複数指標で分析してくれる面接対策ツール。 自動文字起こしや評価コメントがあり、「どこを直せばいいか」が明確になる。 改善点を具体的に把握したい人に向いている。
特徴
- 話し方や構成を多角的に評価
- 自動文字起こし機能
- 改善ポイントが可視化される
向いている人
自己流で練習していて伸び悩んでいる人、弱点を知りたい人
※料金形態
基本利用は無料(スマホアプリ)
説明
AI面接ツール「HARUTAKA」を展開するZENKIGEN関連の就活支援サービス。条件次第で本番に近いUIの練習機能が使える場合があり、実際のAI面接を想定した準備ができる。
特徴
- AI面接本番に近い画面構成
- 質問パターンが用意されている場合あり
- 実践形式で練習可能
向いている人
本番の操作や雰囲気に慣れておきたい人
※料金形態
AI模擬面接練習は学生向けに無料で利用可能
④ カチメン!
説明
表情や感情、話し方の印象を数値で分析することに強みを持つAI面接対策ツール。自分では気づきにくい「無表情」「声が単調」といった癖を客観的に把握できる。
特徴
- 表情・感情分析に特化
- 声の印象も評価できる場合あり
- 動画を数値で振り返れる
向いている人
第一印象や話し方を重点的に改善したい人
※料金形態
一部機能は無料だが、アプリ内課金(¥600/月~¥6,000/年)あり(追加機能や無広告など)
⑤ REALME
説明
AI面接形式で回答し、その結果をもとに面接力を評価してくれるサービス。複数項目で可視化されるため、現時点の実力把握に向いている。
特徴
- AI面接形式で受験
- 評価結果がグラフなどで表示
- 改善点が分かりやすい
向いている人
自分のレベル感や課題を把握したい人
※料金形態
学生向けに完全無料で利用可能
説明
履歴書・職務経歴書作成を中心に、就活全体を支援するツール。面接対策機能も備えており、書類作成と並行して準備を進められる。
特徴
- 履歴書・ES作成機能
- 就活支援機能が豊富
- 面接対策も可能
向いている人
書類作成から面接までまとめて進めたい人
※料金形態
面接練習機能は有料サブスクリプション(例: 30日550円程度)で利用
説明
就活支援サービスが提供するAI模擬面接機能。頻出質問を中心に幅広く対応しており、王道の質問対策に使いやすい構成になっている。
特徴
- 頻出質問に対応
- インストール不要で使える場合あり
- シンプルな操作性
向いている人
まず基本的な質問対策をしたい人
※料金形態
基本利用は無料
⑧ ChatGPT
説明
志望業界や企業に合わせた質問作成、回答の添削、深掘り練習まで幅広く使える対話型AI。自由度が高く、自分専用の面接練習環境を作れる。
特徴
- 業界別・企業別の質問生成
- 回答添削や改善案の提示
- 深掘り質問の練習が可能
向いている人
オーダーメイドで対策したい人
※料金形態
基本無料で質問生成や添削可能、有料プランで高性能モデルが使用可能
【迷わない】練習ツールの選び方(目的別おすすめ)
選び方のポイント
1.まず無料ツールから始める:ユーザーローカルで雰囲気を掴む
2.弱点を特定する:steachで客観的な評価を受ける
3.目的に合わせて使い切る:表情改善ならカチメン!、業界対策ならChatGPT
4.2〜3個を併用する:それぞれの強みを活かして総合的に対策
※ツールの機能や料金は変更される場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
AI面接を突破に近づける「5ステップ練習法」
ここからは、再現性の高い練習手順を紹介します。
この流れで進めるとどこを改善すべきかが見えやすくなります。
1. 頻出質問を準備する
まずはこの2つを固めましょう。
・自己PR
・ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)
PREP法を使い、30〜60秒で話せる形に整えると安心です。
2. 撮影環境を整える
AI面接は「内容」だけでなく「移り方」も影響する場合があるため、環境準備が大切です。
・顔に光が当たる位置で撮影
・カメラは目線の高さ
・背景はシンプルに
・事前にテスト録画して確認
3. 録画して見返す
録画→見返しでチェックするポイント例
・表情が硬すぎないか
・視線が下に落ちすぎていないか
・声が小さくないか
・結論が先に言えているか
4. 改善点を1〜2個に絞る
一気に全部直そうとすると崩れやすいです。
まずは1つに集中した方が改善が進みやすいです。
例:
・視線だけ改善する
・話す速さだけ改善する
5. 本番に近い条件で繰り返す
実際の本番を想定して練習します。
・同じ服装
・同じ時間帯
・3〜5回繰り返し練習(※回数は目安)
失敗を減らすための注意点(不安が出やすいポイント)
カンペ丸読みは避ける(メモはOK)
文章をそのまま読むと視線が動き、違和感が出やすいです。
一方で、キーワードメモ程度なら問題になりにくいケースもあります(企業・形式によります)。
おすすめは「結論・数字・固有名詞だけメモ」して、自分の言葉で話す方法です。
AIの結果に振り回されすぎない
AIの評価は参考になりますが、企業がどこまで重視するかは異なります。
結果が思うようでなくても、落ち込みすぎずに「改善材料が見つかった」と捉えると前に進みやすくなります。
システムトラブル対策は最優先
トラブル時の対応は企業によって異なるため、当日慌てないよう事前準備をしておくと安心です。
・Wi-Fi安定性チェック
・有線LANがあれば使用
・充電ケーブル接続
・推奨ブラウザを確認
・事前テスト実施
・余裕を持って早めに準備完了(目安:開始の15〜30分前)
AI面接が不安なときは
対人練習も併用
AI面接は機械相手ですが、就活全体では対人面接も重要です。
余裕があれば、次のような対人練習も組み合わせると効果的です。
・就活エージェント:深掘り質問の練習になることがある(無料が多い)
・大学キャリアセンター・OB/OG訪問:無料で模擬面接を受けられることがある
・友人練習:素直なフィードバックが得やすい
まとめ:練習の型を作ってAI面接に落ち着いて臨もう
AI面接は独特な形式ですが、対策の考え方はシンプルです。
「環境を整える → 録画する → 1つ直す」を繰り返すだけでも、改善点が見えやすくなります。
今日から始める5ステップ
- 撮影環境を整える(目安:30分)
- 自己PRとガクチカをPREP法で準備(目安:1〜2時間)
- 練習ツールで1回録画して改善点を1つ見つける(目安:15分)
- 改善点を意識して再練習(目安:15分×数回)
- 本番形式で通し練習(目安:30分×3〜5回)
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